トリはババカヲルコさん。
ライブを勢力的に行うようになりどんなライブが見れるか楽しみにしていた。
そんな登場した姿は赤のスパンコール。
座って始まったのはライブでもお馴染みのアイラブユートゥナイト。かっこ良い曲なのですが、どうやら声がちょっと調子が良くない模様。どうなってくんだろう?といろんな緊張を見てて勝手にしていた。
しかしそこからが凄かった。MCもほぼ一言くらいで休みなく往年の曲と昨日発売の新譜の曲を展開。ピアノでの、演奏での表現力がとにかく今まで見た中で最も凄まじかったのです。
それは渾身のイベントと戦ってたり、コンディションと戦ってたり、自身の音楽と戦ってたり、いろんなものと戦ってるような印象(勝手な印象なので違っていたらすいません)。
プリマドンナというニューオリンズのようなピアノ奏法の曲があるのですが今回は鋭くてロックな曲に聞こえた。ピアノでの演奏力があればここまで人をひきこむ力や、それにそう歌もまたこの演奏にどうやったらこのメロディと歌いまわし考えられる?と言った超独特。曲が終わってやっと現実世界に戻る。中盤はいろんな世界を行ったり来たりの凄くヒリヒリするような「ライブ」を見てるような感覚になった。
ほぼMCもないまま、最後の曲で去り、聴衆のアンコールで戻ってきた。
アンコールありがとうございます。ぱっとやって帰ります。
そう言って演奏したのはライブでも人気のナンバー「月夜にトカゲ」。
凄く渾身のイベントからやっと解放される喜びともっとステージと向き合いたい気持ちと、終わってしまう寂しさとこの曲を自身がどれだけ好きか?という事が始めのピアノの一音目に詰まってて悔しいけど感動した。
聴衆からはおもわず「イェーイ!」
という歓声も上がってた。そうだよな、この演奏イェイと言いたくなるよな!そう思った。1人でもロックンロールできる、という事を証明しててそれはまさに凄まじかった。
セットリストや演奏時間、なにもかもがばっちりでそれは全く後悔しない年末に凄いライブイベントを見たな〜、自分も曲とライブの練習でもしよ!と思いながら渋谷の街を後にした。
ちなみに写真は企画者作ったウンコ型クッキー。世の中案外うんこちんこ好きな人多いんだな!
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