こねこのこころ

山路さんって今後どうなっていきたいとかあります？


そんな素朴な疑問を日高さんは投げかけてくれた。

「あ、あ〜いや、なんか今年は凄い方とライブする機会が多くて、もっと面白いライブできれば良いな〜って感じですかね〜」

なんだか何も考えずに出てきたこの言葉こそ今の自分の生き方な気がした。

3人のライブを見て凄く良い感じにステージ上で音楽家のみなさんがバトンを渡していってる感じが見えて凄い日だな〜、凄い一体感だな〜と思った。事前の顔合わせがきいたのかな〜なんて思った。

ステージで楽しい空間にたくさんしてくれた日高さん。でも全く気にしちゃいかんな、と思い、この日は自分の出したい空気で、と始めた。


1曲目はズーイデシャネル。

バトンを受け取って良いライブしたいなって気持ちともはやこれは自分との戦いだな、と思った。前回のライブの反省を経て演奏した。

2曲目はマボロシ。

正直昨日はこの曲を演奏するつもりはなくて…。トキメキexpressを練習してたのですが、会場の感じと自分の気持ちでセットリストを変更。変更して悔いはないくらい渾身の気持ちで歌えた。

そんなシリアスな2曲を歌って3曲目はミスタードーナツ。

最近やっとこの曲の表現が解釈できるようになってきたりして、曲に盛り込んだメロディや歌詞の深みを出したいな、と思って歌った。楽しかった。

ここで少しMC。出会えた出演者のみなさんへの感謝と実は事前に顔合わせ、という飲み会を開いた事を話し、そのとき遅れてやってきた日高さんの話から…

4曲目はあれれ？

実は未だにこの曲は未完成なのです。その方が楽しいかな〜と思って。その場で思いついた歌詞で支離滅裂になるときもあれば、逆に笑いが起きるときもあってじゃもう完成しなくて良いよ！って気持ち(笑)楽しかった。

5曲目はやけくそ。

本当はイベントだから楽しい、ワイワイ！っていう曲を演奏するべきだったのだろうけどどうしても歌いたかったのです。心地良かった♪♪

6曲目は一夏の恋。

最近できた渾身の曲。完成した時点で曲名は決まってなくて、この話を読んでいたらあ、これ一夏の恋じゃん！ってなってこの曲名になった。前回うる覚えだったため、昨日はちゃと頭に叩きこんで臨みたい！と思ってリハーサル終わっても歌詞片手にずっと読んでいました(笑)

日高さんが事前に聞いてくれたらしく、スタンドアップっていうバンドの曲みたいで良いすね！と言葉をいただいた。

あんまり自分のライブでこういう甘い曲で終わるって事がなくて歌いながら不思議な気分になってた。2回目の公の場での披露は徐々にこの馬に乗りこなしてるって感じ。渾身の気持ちで歌った。

と、本編終了〜ありがとうございました〜

と去ったら…



ら………


……


止まない拍手。


あ〜、そんな、みんな本当は他の演奏者のライブ聞きたいだろうに、と思いながらあまり長時間拘束するのも申し訳ない！と思いさっとステージに戻り演奏。

最後はもうお決まりですね、裸の女の子を演奏した。

久々に歌ったら新鮮でまた違う曲になってた。曲って本当に不思議。歌う度に変わるし、曲によっては歌って！と主張する曲もあるし、この曲は歌ってもらって凄く嬉しそうで喜んでくれた。お客様皆様も喜んでくれたら良いな♪

ライブが終わり、みなさんに挨拶し、気づけば出演者だけに。なんだか終電近くまで放課後のように会話した時間も心地良くて心の奥底からありがとうございます！っと思った。

改めて振り返るとこの日の出演者のライブはみんな凄かったし、正直そういう人がいると自分燃えるタイプなので、自分のライブは良かったのかどうかわからないけどこんなすげえ人いるのかまだまだだな！って気持ちで頑張れそう(笑)



もう本当にヘトヘトヘトヘトになって帰りはラーメンおかわりまでする始末。もう今真っ白です。もうしばらく何も考えないでひたすら映画見まくります。


す……


…………へ………

あ〜〜〜！！！！！

今週土曜骨折の阿佐ヶ谷ワンマンじゃんーーーー！！


というわけで曲もスタジオで個人練習ですね〜

来て下さったみなさま、関係者様、本当にこの数ヶ月ありがとうございました！こんな渾身のイベントができて感謝しております。今週は骨折も大骨折していきますのでよろしくお願いします！！！


山路貴澄

完