こねこのこころ

会場に着いたらまず1人目の演奏が始まっていた。久々に見るライブハウスでのライブはやっぱりどんな人でも哀愁みたいなものがあって良いな〜と思った。



続いて2番目に歌っていたのがトリヲナガメルネコ、通称トリネコさん！普段はバンドだがこの日は1人での演奏。あまりの緊張に手が震えていたのが印象的だった。

演奏が始まって一曲目から世界を作っていた。たった一人で出すたった一個のギターの音、それは緊張と言うより緊張感を意図的に作り出してる感じ。どんな言葉で何を言いたいか、曲の中で理解しながら表現してるようだった。

そんなライブはほぼMCもなく音楽を生み出し、ライブは終わった。かっこいい！


我々骨折はトリ。

出番直前で何を歌うか相談した上でステージに立った。

一曲目はたまや。

夏と言えばこれでしょ？このために作った曲。いつかこの曲で浴衣を着た女子と男子を踊らせまくって一つにしたいっていう夢がある。いつもより全然早いテンポにパンクバンドのような新鮮さがあってとても楽しかった。

二曲目はあじさい。

骨折と言えばこの曲。スタジオにしばらくフルメンバーで入れなかったので歌えて最高に幸せで楽しかった。

三曲目は愛のせい。

もう恐れるものは何もない。1.2曲目でばっちり音の感じを掴んで歌った。しかし自分のギターの音が全然聞こえない。あれ？おかしいな、音量を上げても聞こえない。。曲中にエフェクターをつないでるシールドを見たらなんとはずれていたのだ。あ〜れ〜！！

慌ててつないだらなんとか復活さっきより音量はでかいので注意してギターを弾いた。

4曲目はサンダーバード。

ありとあらゆる感情をぶつけてガツンと歌えた。楽しかった♪

5曲目は深夜一時。

お昼のライブを見て急遽この曲を演奏しようと決めた。歌いながらバンドの中にいるというのは最高だなと思った。今までの自分とは違う、一言一言聞きとってもらうことを目標に歌った。

6曲目は太陽はサンシャイン。

正直もっとずっと歌ってたくてライブってあっけなくて切なくてはかないな、と思いながら曲に突入。最初演奏が自分のギターがつたな過ぎてダニオさんの呼吸を注意深く聞きながら弾いた。サビに入ってあ、今日の太陽はサンシャインかっこいい、と思ったらバンドの演奏が入って思わずダニオさんと顔を見合わせて笑った。そうそう普段のスタジオってこうなんだよな〜こんなに楽しいんだよな〜と思った。

演奏が終わり最後の部分でみんなが一つになって自分がいなくなった。音楽やってて一番楽しいのは自分がいなくなる主観なのである。

全曲歌い終えて凄く物足りない自分…

と思ってたら拍手がちょっとの間鳴り止まなかった。


…と思ったらBGMが流れてこの日は終了。悔しいけど次につながる楽しくて本当に幸せな時間だった。だから感謝の気持ちをこめてロックンロールと思いっきり叫んどいた♪♪

同じ曲でも5人の気持ちが違うだけで全然違う。終わってステージ上でダニオさんと、

「今日はなんか凄く楽しくできたね！」

と話したのが楽しかった。飾りとかお世辞とかじゃなくて心からそう思った真珠みたいな台詞だった。こんなこと言ったら確実に全国に袋叩きにされるだろうけど確実に東京で一番良いライブをしたと思う♪♪

ごめんなさい！もうほんの少しの間言いません(>_<)


来て下さったみなさん、本当にありがとうございました♪♪☆