こねこのこころ: テレビの難しさ（前編）

　おはようございますこねこのこころです。

　今日のBGMはGG AllinでGimme some head。

　1980年くらいから活動していた伝説のパンクロッカー。ステージ上で自らの排泄物を投げつけたり、体に傷を入れたり、とにかくパフォーマンスが凄過ぎて、カルト的な人気をアンダーグラウンドシーンで展開。36歳という若さで薬物で亡くなってる。

　過激なパフォーマンスとは逆に音楽はすげー聞きやすい。でも他の映像を見る限り、絶対のこの人のライブは行けないと思ったのである。

　昨日は朝からソワソワしていた。Ustreamでの放送を控え、衣装を選んでいた。テレビに映るならこれ？あれ？といった感じで服を出してはしまいを繰り返してなんとか決まった。

　ワーキングクラスヒーローから急いで抜け出し、電車に揺られ、バスに乗った。

　久々に乗ったもんだから、不意打ちのブレーキに慣れず、手すりにぶつかりまくった。荻窪からバスに揺られ数分、着いた場所はこちら…

　↑井荻駅。超レア！着いた駅から先日もらった収録先の地図のデータを引っ張り出し、すぐに会場に着いた。

　↑チャイナスクエア♪どうやらこの中華料理屋で収録する模様。

　中に入ると…

　↑こんな感じで数名のスタッフとドリームガールズのような綺麗な華々しい女子がリハーサルをしてる最中だった。Ustreamの放送と言えばピンキリいろんなものを見てきたが、テレビカメラ数台、音響機材、司会者の方々もいてかなり本格的なものだった。

　横にいたダニオさんと、

　「やばいじゃん、かなり本格的じゃん、緊張する。」

　「やばいっすね、女子も歌うまいっすね」

　みたいなやりとりをしながら準備をしてた。

　スタッフの方に収録する番組の詳細を聞いてやっと事態を掴んで来た。

　司会者がいて、骨折の他にもう一組ゲストがいて、簡単なクイズや質問を交えながら３曲づつ歌う音楽番組の模様。

　ドリームガールズはブルームーンという女子３人組のコーラスグループ。やべえ、骨折場違いなんじゃないか？と不安になりながら、

　「じゃ次骨折さん、リハーサルお願いしま〜す。」

　の声でステージで機材を用意した。３曲演奏できるということで、その場で、

　「なにやる？」

　「◯◯はどうすか？」

　「いやあれはあまり自信がないからやめとこう。」

　「じゃこれでいきますか？」

　と言ったような、あれ？このやりとり先日もやったような…デジャヴ。

　３曲やってる途中で司会者の北野さんという方もミュージシャンだったらしく、カホンでその場で参加してくれた。

　リハーサルが終わり、生放送５分前、まず骨折の演奏から始めるということでステージで準備。

　「じゃ、収録始まったらキュー出すのでお願いします」

　という指示の元、緊張する４人。手の合図が出た！

　「地球儀の〜♪」

　という完璧な出だしからあじさいの演奏が始まった。リハーサルでは全くまとまってなくて不安だったが、不思議と本番では良い感じだった。テレビって不思議。

　
続く

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