こねこのこころ: インディペンデンスデイ

　おはようございますこねこのこころです。

いや〜昨日は吉祥寺ブラック＆ブルーに来て下さったみなさん、本当にありがとうございました〜♪

　みなさんで盛り上がれたなら、幸いです♪

　今日のBGMはThe sonicsでThe witch。

　60年代のガレージ界のボスと言ったらこのバンド。まるで黒人のような迫力ある声ですが白人がボーカルです。実は現在も現役で活動してて、近年は新代田のフィーバーでボウディーズと一緒にライブをしてた。近年の映像がこれ↓

　バケモンですね〜この年齢でこれだけ声出せるって凄い！

　　昨日は渋谷で友人がうっとりトワイライトというイベントをやっていたのでライブ前にあった少しの時間を使って遊びに行った。

　今回もDJあり、ライブあり、フードありでお客さんをおもてなしする最高の環境だった。以前このイベントに出演したことがあって、そこで仲良くなった多くの友人にも会えて楽しかった。

　そんな楽しい空間を後にしてこの日のライブをしに吉祥寺ブラック＆ブルーに向かった。

　会場に着いたらすでに一組目の演奏が始まっていた。お客さんも少しづつ集まっててなにかでかいことが始まるような予感がした。

　それもそのはず、次に出て来たバンドがショウジン丸さん（タイマーズのドラムの人）の新バンドカクバクハツという新バンドの演奏だったのだ。

　ストレートなロックンロール。音にいっさい迷いがなかったので聞いててとても気持ちよかった。客席まで行ってギターをギャーンと弾いたり華のある感じだった。

　そんなめいっぱい盛り上げた後、いよいよ骨折の出番。

　自分は実はこの日に対して特別な思いで待っていた。というのも最近はめっきり音楽に対する自信がなくなり、このまま続けるべきなのか？という疑問がずっと頭の中にあったのだ。久々にバンドでの演奏、新曲の披露、たくさんのお客さん。不安要素は山ほどあった。

　ステージに上がって準備をしながら改めてここから眺める客席の雰囲気を受け取ってた。本番が始まって一曲目、あまりの緊張で凄く肩に力が入ってたと思う。リハーサルもなかったのでメンバーの動きも固かった気がする。

　演奏が始まって、ダニオさんの大きな物怖じしない声が入った瞬間、心地よくて安心できた。バンドだと自分以外のメンバーに助けられるのも長所。

　途中、ギターのこうちゃんの様子を見たらいつもと少し違う表情をして独特な緊張感がかっこ良かった。そんなこうちゃんを見ながらドラムの秋山くんに目をやると少し緊張しながらもあくまでクールで冷静で視線を送ったらすぐ返してくれた。

　最後に自分の真後ろにいるベースのももさんを見たら、少し緊張しながらも一生懸命楽しい感じを表現しててそれにも励まされた。

　実は一人一人の表情を見て、これがバンドなんだなあとしみじみしていたのである。

　昨日はおちゃらけたり、身内なノリはいっさい出したくないなとMCもほとんどしゃべらないようにした。本当に音楽だけを聞いて欲しかった。

　最後に新曲２曲も披露。まずダニオさんの新曲太陽はサンシャイン。何回も練習してるけど、キメの部分が多くて少し不安だったけど、なんとか乗り越えた。最後に自分の新曲、いやもう一人ではずっとやってる曲、たまや。ずっとバンドでやってみたかった曲でやっと夢が叶えられて個人的に感無量なのである。

　凄く集中した７曲、正直、長く感じた。演奏が終わった瞬間、全てを出し切りすぎて倒れそうになった。こんなことになったのは初めてで、少し反省した。

　終わった後は悔しさみたいなものが残った。どうしてかわからないけど、本当に悔しかった。まだ終わりじゃないんだなと思った。

　その後、やりにくいな〜と言いながら大大好きなトリヲナガメルネコの演奏が始まった。

　ギターと鍵盤のシンプルな編成なのに成り立ってしまう世界観はなんだろう？２人とも凄く緊張しててその空気がこっちまで伝わってきた。でもその緊張感が曲に絶妙にマッチしてていつも以上に良い演奏だった。コーラスなどの入る一が前と少し変わったり、増えたりしてて、より切なさを綺麗に表現してた。やっぱり大好きです。

　演奏終了後は出演者、お客さん、みんなを交えて10人くらいで打ち上げを兼ねた飲みをしていた。みんな楽しそうにいろんな話をしててその場にいられたこと、そのメンバーの一人なことが嬉しかった。普段は怒られてばかりだからね♪