2012年10月1日月曜日

社会科見学(カメレオンズ、チリヌルヲワカ編)

 nutty western'sを見て、会場でのんびりしていたら、次のバンド、カメレオンズの演奏が始まった。


 演奏前のリハーサルで声が凄く通っていた。これはバンドの音のバランスやいろんな要素で左右されるけど、生まれ持った性質がでかい。どの楽器にも埋もれないで耳心地が良い声は凄く印象に残るし、それだけでオーラを感じる。声はかなり重要なのである。



 

 ところが本編のライブが始まったとたん、声が楽器に埋もれていた。リハーサルと本番で声の聞こえ方が違う、これはライブハウスではよくあること。だから入念なチェックが必要なのだ。

 カメレオンズの曲はなかなかかっこよかった。でもボーカルにはそんなカリスマ性を感じなかった。なにが良いんだろうと考えていたらその横にいるギターに理由があった。


 ギターの音色、ステージでの動き方、曲のアレンジ、全てが絶妙でこんな感性の研ぎすまされた人は久々に見た。ステージからでも終始いろんなことに気を使ってるのがわかって、かつ、表情に余裕があるから貫禄やふてぶてしさを感じた。ライブや音楽でこんなすげえ感覚を養ったんだろうなと凄く勉強になった。

 そんなこんなでそろそろ会場を移動しようかと吉祥寺プラネットKに移動した。

 このイベントの山場の一つと言ってもいいだろう。あのGOGO7188のボーカルがやってるバンドチリヌルヲワカ目当てだった。

 4会場の中で最も収容人数が多いプラネットKはほぼ満員。緊張感の中登場。このバンドの曲を初めて聞いたけど、7188よりちょっと変則的な曲構成やメロディだったので本当はこんなことがやりたいのかなと思った。第一印象はボーカルの声が凄く通って聞きやすい。バンドの音はでかいのにこんなに良い声で通るのは凄い。そしてめちゃくちゃ歌がうまい。裏声もこれでもかってくらい使っててそれも良く聞こえてとにかく声にオーラがあった。前半はそんな7188ブランドでもってる、バンド感より、この人のソロのバンドって感じあまり良い印象ではなかった。


 ↑ちなみに曲はこんな感じ。この曲も演奏してた。



 空気が変わったのは3曲やってMCを終えた中盤から。理由はどうしてか最後までわからなかった。この人のソロバンドからどんどんバンドの演奏や一体感が生まれて、この人の良さが残ったまま、バンドもこのボーカルのオーラについてきて、最終的に一つになった。

 

 こういうバンドを見たら世間で頑張ってるバンドがどうして売れないかよくわかる。圧倒的に良い部分が多い。最終的に凄く感動してしまったのである。

 ライブのお知らせ


骨折

10月6日 中野サンプラザ前路上ライブ

10月7日 吉祥寺ブラック&ブルー

11月3日 吉祥寺シルバーエレファント



山路貴澄


10月31日 新高円寺staxfred
スーパー凄い人と対バンが決まりました。これが決まった瞬間とても嬉しかったです♪


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