正直もうライブは昨年ほど精力的にできないので今年の数少ない1回とセットリストA〜Dまで4パターン考えた。最初のハラミタスが素敵な空気にしてくれたので自分はとてもやりやすくでも甘えないよう注意。今日のライブではどの曲がハイライトか?など起承転結なセットリストにした。
ステージに上がり今年もよろしくお願いしま〜す♪と挨拶するとかれこれここ4年くらいの付き合いのにーちゃんも気さくにに答えてくれた。
準備してギターのシールドをつなぎ声を試しに出す。リハーサルもなにもしてないのでそのほんの少しの音出しで自分の音量の確認も済ませた。
「じゃ準備できたら、こちらに合図お願いします〜」
というとスタッフのにーちゃんはステージから下がりスタンバイ。飲み物を用意し、マイクの位置を調節して、やる前にちょっとだけ目をつぶって覚悟できたところで合図を送った。
送ったとともにステージに閉まってたカーテンが開きライブ開始。
1曲目はおなら。
最初はど直球なコメディでいこうと決意。なんだ?こいつ?みたいな印象を残したかったのである。プププースススーと会場中にヘンテコな歌詞が響き、特に笑いがうけない事を確認したところで思いっきり歌った。やっと最近この曲が演奏も馴染んで余裕が産まれてきたのである。
2曲目はジプシーのつぶやき。
ロイヤルアルバートホールで初披露した曲。初めて披露した際、演奏がうまくいかなかったのでアレンジや曲の構成を少し変えて再チャレンジ。この曲も少しづつ板についてきた。まだ詰めていかなきゃいけないのである。
力強いポップな曲を披露したところで3曲目は…
3曲目はクイズ?
この曲はうけるときとそうでないときの会場の反応は二極化する。1曲目のおならの時点でシーンとしてたのでやろうか迷ったけどそこであえてやるのがライブ!と思いやった。
目立った反応は得られなかったけど、確実に何か暖かい空気を感じた。この曲はその場でクイズを出してそこから曲が進んでいくのですが、クイズが思いつくときとつかないときがあって今回はたまたま演奏中にピックを落としてそれを問題にできたのが嬉しかった。
3曲終わった時点で19周年のUFOCLUBのイベントに呼んでもらった感謝の気持ちとイベント超楽しいと伝えて演奏再開。
4曲目はバカのフリ。
以前でかいイベントで披露したものの、バンドぽい曲だし失敗したしでトラウマになってたのでしばらく演奏は控えてたけど、そんな嫌な曲にあえて挑戦。心底やる事にした。
なんだろう?演奏でいっぱいいっぱいの中聞いてくれてる空気が伝わった。楽しかった。
5曲目はおばけちゃん。
今回はモテたいと悩んでる自分がおばけに相談する、という設定で曲を進めていった。また一つ新境地を掴んで日頃から歌ってて良かった〜と思った。
6曲目はベンジャミンバトン。
昨年くらいから自分の作曲する歌のキーに注目。キーが高い傾向にあるので低くても歌える、表現しやすい曲を作った。楽しかった。
泣いても笑っても最後、最後に歌った曲は…
7曲目はやけくそ。
自分のギターと声の伸び、前日のアキヤマくんが指摘してくれたボーカル3→5にする事を意識して歌った。
とは言ったものの1番の途中で全部の意識が飛んだ。もうこの曲が一つの生き物になって自分はその生き物にまたがって歌ってた。大切な曲なのに間違えまくった歌詞も何回も歌って確認して本当に自分何やってんだろう?といろんな気持ちと葛藤しながら歌いきった。
やってるときは良いと思ったのに録音した音源を聞くと残念なクオリティに改善の余地ありまくりだと思った。
そんな30分の演奏は終わって楽器をしまってステージから離れるとぶっ倒れそうになった。それくらい時間や見せ方を悩みまくったのである。
イベントが終わって改めてブッキング、今日のイベントを主催してくれた鈴木さんに挨拶。
「どうでしたか?」
と聞くと鈴木さんの目線で、だけどあくまで客観的な意見をくれた。10年近く続いてる遠過ぎず近過ぎないこの距離感が本当に好きなのである。
鈴木さん、高円寺UFOCLUB、共演者、全ての方々、本当にありがとうございました!!
次はアカリノート主催のすげー新年会イベント!超オスススメです!
19時から飲みまくりましょう♪♪
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