こねこのこころ: 忘れてはいけないこと

　おはようございますこねこのこころです。

　わけあって昨日は30回くらいいらっしゃいませ…

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　「いらっしゃいませ」

　と言ってた。こうやって書くと意味深に感じますよね〜。すいません、映画かぶれです♪

　今日のBGMはブランキージェットシティで綺麗な首飾り。

　イカ天というバンド番組から勝ち上がって有名になったバンド。今でも名前が残ってるのはたまとブランキーぐらいじゃないかと個人的には思ってる。

　4枚目のミニアルバムに収録された１曲。DIJのピストルやpunky bad hip　みたいな激しい曲をやってる人達みたいなイメージがあるけど、こんな優しい曲もあります！と自分は言いたい♪

　昨日は夜はわけあって有楽町の映画館に来ていた。高そうなブランドが並んだビルを抜けて９階まで登ったら目的地に着いた。

一体何を見に行ったかと言うと……

　そう……

　これだ〜ブランキージェットシティの最後のツアーが収められたドキュメンタリー映画「バニッシングポイント」！！解散した2000年から13年のときを経て数週間限定で映画が公開されている。渋谷などでもやってるんだけど、もうほとんど最終日まで予約で埋まってたので銀座のほうまで行くことになった。

　多少カメラが回ってるのは意識してただろうけど、限りなくバンドの生々しい、苦悩や２ヶ月間ほぼ毎日行われたツアーの模様が収められている。

　最近のライブDVDとかってかなり演出がほどこされてるけど、13年前のこの映像にはそんな凝った手法なんてまずなかったからよっぽど凄い空気だったんだなと見てて思った。

　場所ごとの演奏の様子が出て来て、こっちが見ててもまとまってる日とそうでない日の違いがわかった。

　途中ちょっとぎくしゃくしたりしてそっからふっきれて凄く良い演奏になってく感じとかもう終始感動して泣いてました（笑）ガソリンの揺れ方やスカンクとかイントロのギターからドラムとベースが入って一気に曲が爆発する瞬間を久々に見て聞いて本当に感動した。これだよ！これがロックンロールなんだよ！と思いながら「イェーイ！！」とバカ騒ぎしたかったけど、ここは映画館。ガマンしなければいけないのである。

　映画、だけど、ツアーの様子が収められただけなのでこれといったドラマチックな要素はありません。地方のいろんな場所でライブをして最終的にDVD化された「LAST DANCE」の会場、横浜アリーナへとつながってく。リハーサルのメンバーがみんなわくわくしながら見渡す様子が印象的だった。

　なんやかんやで最後の会場の演奏が一番かっこよかった。そうでなくちゃいけないし、そうなるようにちゃんとバンドが進化していく様子が収められてる。バンドやってる人は全員見たほうが良い気がする。

　ブランキーに初めて出会ったのは高校生。そのとき解散が発表された最後の作品「ハーレムジェッツ」を聞いて衝撃を受けた。当時の高校の友人にそのことを伝えたら、

　「ゆずばっか聞いてるのに知ってるの？」

　と言われ、ぶん殴りたい衝動にかられたことがある（実際その真逆の弱々しい奴だったけどね！）

　そっから赤いタンバリンとかギターで練習してずっとバンドが組みたいと思いながらもなかなかできなかった。13年か〜今はバンドも一人でもやってるもんな〜と思いながら帰り道でずっと映画の思い出にふけってた。

　

　家の近くまで帰ったら友人達が飲んでいるという情報をキャッチしたので合流。