2016年10月7日金曜日

2年ぶりの最高の鹿児島ツアー(その5)

第2部が始まるその前に、お客さん達からどすこいどすこい!と歌が聞こえてきた。


何やらこの楽しくなっちゃってみんなも歌いだす感じはハッピーだったのである。


アカリノートの父さんからは、あれとあれとあの曲やった方が良いのでは?


別の方はおい!このおっちゃんが君の歌より俺が歌った方が良いってよ!


とか言われながら、良い意味でふっきれて、畜生!!今度は絶対やってやる!と意気込むのであった。


後半は山路からの開始。


マボロシ。


最低限の伺いなども考えたがみなさんが知ってるようなナンバーはもはやない!と開き直ってやりたい曲を演奏。そんな自分を聞いたみなさんは青二才と思うかもしれないが全力で歌った。これで良いと思った。


そしてなんとここで…

ダメ押しの琥珀色の三味線。


やはり最低限のお客さんの事を配慮しないといけなかった事をよく確認できた。でも後悔はない。演奏家である以上楽器の良さで攻める曲があっても良いと思った。


最後は裸の女の子。


強烈な言葉と刺激的な歌詞に早くこの曲をやらなきゃ!という気持ちといや、最後だ!という気持ちが戦ってこのタイミングで選曲。やっと、やっとの事で盛り上がって本当に嬉しかった。まだまだ未熟でありながらも人を魅了させる難しさを知って最後は誰にも気を使わず進行。


本当に伝えたい事はわかりやすく伝える!これにかぎると思った。


からのアカリノートは凄かった。バータイムソングというオリジナル曲からのカバー曲。リクエストにすぐ応えて森山さんの桜をやったり、イルカさんのリクエストにはなんと5000円も投げ銭があったり、これぞ人とのコミュニケーション、ライブか!と思い知った。そして最後の方のBEGINの有名な曲ではみんな総立ちでノリノリ。さっきまでほぼ音楽そっちのけで飲んでた人達の見事がっつり掴んだのである。そして最後はお客さんのリクエストでオリジナル曲でしめ!凄いのである。


す、げ、え、。素直に心の底からその言葉が出てきた。終盤はマスターのきみちゃんまで踊り出し音楽とお客さん、需要と供給の関係が成立していたのである。


ライブが終わると意外となんとCDが売れたのだ!



聞いてないと思っていても実は耳はこちらに向いていたのだ。本当に音楽は不思議だな、そう思ったのである。


エグザイルみたいなたまたまお店に来た家族で来てくれた人がアカリノートも自分の演奏もとても楽しそうに聞いてくれた事が本当に嬉しかった。


日常生活では仲良くなれなくても音楽を通して繋がれる事もあるんだなと少し感動した。


どんな関係性であっても自分の曲を聞いて楽しんでくれる人が何よりの宝なのですね。


「おい!行くぞ!!!」



と店の奥からクマのような声が聞こえてきた。



まるで森から出できたその人はアカリノートと自分をとても気に入って下さってなんと半分拉致のようにタクシーに押し込まれた。


え?生きて帰って帰れるのかな?そんな不安とは裏腹にみんなとても良い顔で店から送り出してくれたのだった。



つづく



ライブのお知らせ


山路貴澄

10月1、2日土日アカリノートプレゼンツ鹿児島弾丸ツアー


【アカリノート+山路貴澄鹿児島ライブツアー】


★10月1日(土昼)@鹿児島谷山ばあちゃんち
…14時ころ開演(w/山路貴澄)
★10月1日(土夜)@鹿児島谷山小料理屋きみちゃん
…18時ころ開演¥free(要オーダー+投げ銭)(w/山路貴澄)
★10月2日(日)@鹿児島天文館イパネマ
…18時半開場19時開演¥2500(1drink込)(w/山路貴澄)


10月5日水曜吉祥寺シルバーエレファントのんとダニオさんと対バン!

10月10日、月曜日、何かあるかも!

10月25日火曜代々木バーバラ

骨折


http://kossetsu.jimdo.com/

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