おはようございますこねこのこころです。
でん!というわけでいよいよ明日、スリーマンが開催される。自分はギター弾き語りをする人間として日々活動しておりますがそんな事をしていると私は大きく二つに分かれるような気がする。
一つは自分が大好きでとにかくその表現の手段として音楽を使う人と、黙々と音楽をやっている人だ。
前者は思いのたけや生活の事を歌にしてライブをやっているという事で音楽活動そのものが成立しているような気分になっているような事が多い。
おいおい??待てよ!!それ自分じゃん!!!!!笑っ!!!!!!!!!!!
後者はとにかく他者の評価はとにかく自分がやりたい事に一点集中でそんな人には歌、というより音楽、この人は音楽そのものだ!っていう人に年に一回くらい遭遇する。
今回のスリーマンはそんな人達に会って感銘を受けたのでもう一度音楽っていうのを全身で感じたりしたいと思ったのです。
10000ケルビンさんのライブを初めて見た時衝撃だった。とにかくずっといろんな楽器を叩きながらしゃべるというスタイルで聞いてるうちにどこか心が異世界に持っていかれる。普段の生活とか仕事の事とかどこかに行ってしまい、外国にいるような気分になったのです。
もう1人の橋本悠さんはウッドベースでの弾き語り。
こちらの方も初めて見た時衝撃だった。そもそもベースで弾き語りは成立するのか?という問いに成立する、という想像の斜め上をいく表現に見てて新鮮だった。音楽は本当はルールなんてないし、縛られるものなんてないなと改めて凄く両者に自分はとても尊敬しているのです。
ルールなんてないと言えば最近見た中島らもさんの今夜、すべてのバーで、という本が死ぬほど面白かった。購入して2日であっけなく読んでしまった。
途中ある友達と出会う話が出てくるのですがその話が凄く面白かった。ケンカしているところを止めに入ってそこから少し会話してよし!じゃ飲みに行こう!と言ってお互いお金がないから近くの公衆電話をひっくり返して無理やり10円玉を何枚か出してそのお金でタクシーに乗ってお金を払うかと思ったらそのまま逃げたり、とにかく笑っちゃうくらい世の中のルールを無視しまくったやりとりに読みながら1人笑ってしまった。
生きているといろんなルールがあって自分も20代の前半にホームセンターで働いていたけどどうしても働くのが嫌で誰にも連絡しないでそのままノリと勢いで石巻まで友達とパーティーに行った事がある。
もちろん後日職場の人にめちゃくちゃ怒られまくった。
でもよくよく考えると週5日も同じ時間、決められた時間に行って言われた事、やる事を8時間以上もやるという行為をほぼ死ぬまで続けるなんて狂気の沙汰だと10代から思っている事をふと思い出し、ルールを破るという事は清々しいよね!なんて思ってしまったりする。いや、今はしないけど笑っ
とにかく中島らもさんの本を読んでいると既存のルールなんて本当はあってないようなものでいかに世の中に支配されいたのか!?とはっとさせられたのでした。
とにかくそんな事で楽しいライブ、やりまーす!