今日のBGMはthe beatlesでeleanor rigby。
ビートルズの中でもなかなか破壊力のあるアルバムでこの曲って1966年にできたんだってやっぱり天才は格が違いますね〜開始10秒で一気に持っていかれる力はビートルズの凄いとこである。
昨日は三鷹おんがくのじかんで10月初めのいきなり渾身ライブ。なんとスリーマンだったのです。
今回の目標は攻め、守り、そして偶然、の三点をだせたらなっていう目標で臨んだ。最近本当にライブに吸い込まれるような感じなのでそれを45分もやるとくどいかな?とか、ちょっと面白おかしくもありたい、とかいろんな欲も働きながら会場に向かった。
到着するとステージでくつろぐスッパマイクロパンチョップさんを発見。なんだかその貫禄ある姿にすで良いライブが繰り広げられそうな気がした。
よろしくお願いします!とマスター菊池さんに挨拶をし、リハーサルをしてばっちりライブに挑んだ!
1曲目は…サンダーバード。
バンドもソロも一通り活動してここは自信のあるさわやかな曲でいきたい、と思い田舎ソング歌いまーす!と言って歌った。
2曲目はwaiting for tommorrow。
最近この歌を骨折で歌ってるとぐぐっと入り込める瞬間が出てくるようになって1人でもその感じ出したいなと思って歌った。リズムやテンポに注意しながら丁寧に大切に歌いたいと思ったけど、なかなか入り込めず、自分と戦いながら歌った。楽しい〜♪と一通りこの喜びを伝えたら…
3曲目はカーニバル。
前回歌ったのは企画一夏の恋にて。前回は上手く歌えなかったのでここは攻めたい!と思って力強く臨んだ。
音、リズム、もっとこうしたい!とか思って歌っていた途中からあ〜良い音だな〜、と音に浸り気づけば異次元に行けた。とても楽しかった!今までに感じで歌えた。
少しMCを挟み、長いライブをやれる喜びと、5周年という記念に呼んでもらえた喜びを伝えてライブ中編開始。
4曲目は魔力。
バンドで歌うようになってこの曲の深みみたいなものを感じて、一人でどう表現するか?考えながら歌った。バンドでは引っ張ってるつもりですが一人だと改めてこの曲の難しさを感じた。だからもっと良くなります(笑)
5曲目はパーフェクトライフ。
まだ人前で歌うようになって日が浅い曲。この曲に対する自分の表現が定まってないので逆にいろいろできるっていう強みはあるけど。すごーく楽しく歌えた!
6曲目はズーイデシャネル。
曲が出来たときは嬉しくてじゃんじゃん披露してたけど難しすぎてしばらくお蔵入りになってた曲。今なら新しい気分でできるのでは?と思って積極的に歌ってる。曲のセクションがA〜Dの4つから成り立っていてセクションごとに目標を掲げて歌った。心底心を込めた。
ここからいよいよ後半!
7曲目はやけくそ。
実はライブ直前まで訳あっていらっしゃいませを50回くらい言ってたのですが、怒られてとても凹んでいたのです!だからとても気持ち込めて歌った。
8曲目はおばけちゃん。
あれれ?とどっちにしようか迷ったけど今回はこの気持ち!と思ってこの曲に。いつもならデタラメでもすんなり言葉が出るけど昨日は難しかった。
さあ、そんな長丁場も気づけば残り時間わずか。という事で最後の曲!
9曲目は一夏の恋。
昨日の骨折スタジオでも披露したし、人前で歌ってとても難しいけど徐々に何かコツを掴みつつある。それはこの言葉どの位置にどうしてこの言葉があってそれをどう表現したいのか?と自分と戦いながら歌った。とても憧れるダニオさんのように言葉でもってく!を目標に一番良く歌えた。
あっと言う間の45分反省もありつつ、30分とは違う事もできると改めて学んだ。あらゆる方向からあらゆる音楽をやって人を飽きさせないような空間を作っていきたいな〜と思った。
続いて歌ってくれたのはスッパマイクロパンチョップさん。
↑一言で言うとすげえ!!とにかくすげえ!以前他のライブハウスでも一度対バンして欲しいとの強い要望があったのですがそれは実現しなかった。でも実は一回対バンした事があるのです。ミーヤさん主催のイベント、 うっとりトワイライトで。その時は機械を使った摩訶不思議なライブで凄くかっこよかったのを覚えてる。なにより見せ方がかっこいいのです。
ギターをわっと弾き倒すわけでもなく、単音で繰り出しながら出来事を淡々と話すラップ?しゃべり?そして変なしゃべりかたになんだかくすっとしてしまう。娘の給食の班の名前が外タレだった、というキアヌリーヴスという曲はなかなかの破壊力。そしてちらりほらりと見せるメロディが抜群に良いのです。いや、声もかっこいい。自分の肩の力は入りまくったライブとは正反対の力抜けまくっただらんだらんのライブ。うわ〜なんじゃこりゃ〜すげ〜と思いながら次はどんな言葉でてくるのかつい気になってしまった。
そして次は切ない曲やります、といって披露してくれた曲も素晴らしくて、弾き語りの凄い可能性を教えてくれたライブだった。どの音でどんな表現をするか、できるか、みたいなのをばちっと見せてくれてこの完成って本当は完成はまだなのかもしれないけど、ライブを見てる間から2曲くらい早速アイデアが浮かんだのである。弾き語りのスッパマイクロパンチョップさんかっけー!
トリはキノマルヨウコさん。
おとなしそうな方。と思ったらどっこい始まったらまるで演劇のようなライブが始まった。まるで妖精が舞台でしゃべってるようなライブ、感情的なピアノの演奏。すんなり耳に入って来ない、というか、耳に引っかかる感じがとてもかっこいい。給食で牛乳を残して先生に怒られる歌や、海老フライを旦那が帰ってくるまで用意して待ってる切ない女子の歌も披露。でも本当は旦那は海老フライも好きじゃないし、他の男と消えて行く、という歌だった。上がったり下がったりまるでジェットコースターのようなライブで、この完成された見せ方って相当芯が強くないとできないんじゃないか?と食い入るように私は見てしまったのである。
二人のライブを見てここ最近で最もエキサイティングなライブだった。そして二人に共通するのが衣装がかっこいいすね!という事。その事を二人に伝えたら??みたいな感じになってどうやら普段着のようだった。見た目もライブもくせがあってとても楽しい時間だった。
そんなライブが終われば飲みましょう♩となんとマスター菊池さんのおごりでみんなで菓子をつまみながら飲んだ。
↑凄いと思うのはここが開店して5年という事。なのに菊池さんはあらゆるミュージシャンと繋がっててあ、それはあの人と仲良くて、あ、その人は昔からの付き合いす、など、店に入ったらすぐにわかる音楽好き、というかここまでくれば音楽狂いですね〜(笑)良い意味で!
そしてこの5周年イベントはしばらく続くのだとかどの日もオススメなので是非来て欲しいとのこと。なんかおもしれえ場所ねえかな?でたどり着いたおんがくのじかんはやっぱりなにかとひと味もフタ味も違う楽しい場所だった。聞いて下さったみなさん、本当にありがとうございました!!
ライブのお知らせ
骨折
11月9日 吉祥寺シルバーエレファント