2013年10月31日木曜日

一ヶ月経って…

 おはようございますこねこのこころです。

 今日のBGMは玉置浩二で嘲笑。


 とにかくやばい映像があるんっすよ!と教えてくれたのは昨日の出演者の一人である塚田くん。歌がうまい人、と言えば、セリーヌディオン、高橋真梨子、マライアキャリーですが、日本男子にも数少ないがいます、いるんです。その一人が玉置浩二さん。ワイドショーをお騒がせ気味な彼ですが、歌がうまい。超絶にうまい。身体全体から魂が溢れてしまってる感じ。それでいて全然荒くないし、音が常にきれいで迫力が凄い。エグザイルの人と歌ってるのを見た事があるけど人の曲を歌ってるのに声量が違い過ぎて食ってたし、藤井フミヤさんとtrue love歌ってる映像もあるらしいのですが、やはり本人を食ってたらしい。そんな魂の塊みたいな人です。塚田くんはそんな玉置さんを晩年のジョンレノンのようだ、と言っていた。確かに日々青田さん〜って言ってるイメージ。ジョンもよ〜こ〜と言ってたもんね。

 この映像はビートたけしさんに楽曲提供して、本当はたけしさんが歌う予定が玉置さんが凄過ぎて本番に急遽歌うことになった映像。横にいるたけしさん含めて凄くいい。

 
 家の前で大変な出来事が起きてた。まずこれを見て欲しい。
 
 
 




 ↑なんだかわかりますか?ボタン?何かのパーツ?とれた?

 落ちてて思わず数秒見つめた。なんだこりゃ?もしかしてなにか家の情報を盗聴されてるんじゃないかと映画でたっぷり予備知識を蓄えた自分は考えた。手に取って持ってみると全然機械が入ってる様子はないし、至ってプラスチックだったので…おそらく盗聴じゃない、と思い、元の場所に戻しておいた。

 少し遅れて会場である渋谷wasted timeに到着。




 まだ誰もいなかった会場はまるで一人貸し切り状態。バーカウンターでこつこつ支度をしてた松本さんと誰もこないっすね〜と言いながらリハーサルの準備。

 一曲歌い、あっもうちょっと声の返しください〜とか、もうちょっとギターの低音ください〜とか偉そうなこと言いつつ、歌ってた。

 二曲、三曲歌い、バランスや感覚は完全に掴んだのだがまだ出演者が来ない。

 やはり松本さんと、「来ないっすね〜」と言いながら自分は恐る恐る…

 「あの…もう少しやっていいですか?」

 とお願いして曲をもう3曲歌った。それでも来ないから会場の様子を見てまた3曲演奏した。

 wasted timeは広い会場なので音を出しててとても気持ち良いのである。しまいにゃ本当に来ないからその場で歌作ってたり、試したいあらゆることを試して本当にライブかのように楽しんだ。最高。ひとしきり楽しんだところで篠崎くん到着。9月の企画イベントから約1ヶ月ぶりの再会。季節の変わり目だからかマスクをして予防してた。リハーサル開始。マスク越しの声は全然元気で少しかすれていたかもしれなかったけどライブが楽しみだった。もう一人の出演者塚田くんも到着。マスクをして完全に鼻声。季節の変わり目はミュージシャンにとって辛いのである。

 会場を出れば外は真っ暗。さてここはどこでしょう??

 


 ↑ししししし渋谷のセンター街!!

 ハロウィンだからか、コスプレした人で溢れてた。自分はコスプレしなくても仮装してるようなもんなのでそのままトリックオアトリートってあめとか持ってるおっちゃん言っても大丈夫かなと思ったけどたぶん怒られると思ったのでやめた。

 7時前、仕事を終えて急いで駆けつけたもう一人の出演者liccaちゃんもやってきて開演。

 一人目は塚田くん。

 

 ↑彼も一ヶ月前のイベント以来。体調はとても悪そうだったけど、言いたいこと、やりたい事を明確にやってた。レディオヘッドのプラスティックツリーやヴァーヴのかっこいい曲をカバーして良い感じ。以前はバンドをやってて何か違うと思い解散し、弾き語りをやろうようになり、その今の形も何か違う、と思ってるところにジャックジョンソンやジョンメイヤーなどの音楽と出会って俺のやりたいことこれだ!と今度はその新しい音楽を作るため次回は一新してライブをやるらしい。そうやって階段を徐々に登ってる感じがかっこよかった。

 二人目は篠崎くん。




 ↑なんかいも会ってるうちに徐々に仲良くなって段々曲も覚えた。バイクからの景色を歌ったブルーバード。都会的なメロディに独特な言葉を当てはめた積み木遊び。声がきれいなのでやりたいことと作ってる曲がはまってる感じがした。しかも一曲目はアカリノートのピラルクーの話をカバーしてた。というこの日はみんなカバーしてるので後の二人もきっとカバー曲が聞けると思います。ということで全然カバー曲など披露したことがない自分は緊張した。う〜ん、どうしよう…。

 三番目はLiccaちゃん。

 

 仕事から直行できてばたばたしてうまく切り替えられてない、と言うものの半年前に見たライブとは別人のよう。自分のギターで出した音に対する声の乗せ方が絶妙でそれにまた感情が腰を据えてどっしり乗っかって前より言葉に力を感じた。表現者として凄くかっこよくなっててびっくりした。

 そんな本人は至ってマイペースでその肝っ玉がすわった感じもよかった。あんなふうに気持ちを込めるとこんな表現ができるのか!ととても勉強になった。リカちゃんは吉田拓郎の曲をカバー。

 というわけでトリは自分。

 りかちゃんがMCで今日は最後強烈な人、出ます〜

 ということで会場のハードルはいつも以上に上がっていたような気がする。

 ステージに上がり準備していよいよ演奏開始。

 1曲目はEngland。

 静かな会場をぶっ壊そうとも考えたけど、久々にこの曲を今の感情にリンクするな〜と思い選曲。しっかり歌って会場の感じを探った。

 終わってからちょっとした小話からの…

 2曲目はあれれ?

 篠崎くんに小話でいつも弟がにいちゃんのもの盗りますね。そのままライブでやり続けたら弟相当な犯罪者になりますよ!と言ってくれたのが嬉しかった。今回は弟にPASMO取られた話から曲に入った。

 3曲目は裸の女の子。

 自己紹介して一気に曲に突入。出し惜しみするつもりは一切ないので冒険でこの位置にセットリストとして組み込んだ。コール&レスポンスもしてひとしきり盛り上がった。

 終わったら突然歌に入った…

 4曲目は少年時代(井上陽水カバー)

 カバー聞けますので、という流れでどうしようと考えた挙げ句、唯一覚えてる人の歌、少年時代を選択。ギターのコード進行は知らなかったのでアカペラで一個づつテーブルを回って歌った。みんなで楽しんだ。

 5曲目はトノサマガエル。

 MCで一通り社会の話をして曲に突入。トノサマのきっと喜ぶと思う。

 6曲目は深夜一時。

 あまりしゃべらないですぐ曲に入った。あまり感情的にならなすぎず、一言がちゃんと聞き取ってもらえるようにしっかり歌った。

 7曲目はズーイデシャネル。

 自分の中で裸の女の子とこの曲は本当に精神パワーを使うので一回のステージで2曲やるのは凄く冒険でこの曲に入った瞬間もできるのかな?みたいなドキドキがあった。でも落ち着いて最後まで一言聞いて欲しい、という気持ちで歌った。楽しかった。

 7曲はあっという間に終わり会場に戻ろうとしたら…
 
 戻ろうとしたらなんと拍手が鳴り止まない。全然鳴り止まない…。むしろもっと拍手が強くなってたような気がする。そんな暖かい空間、心底嬉しかった。

 鳴り止まないうちに…

 「え?本当ですか?みんな良いんですか?夢ですか?」

 と言いながら確認したらどうやら夢ではなかったらしくもう一曲演奏することに。

 アンコールは30巻のマンガ。

 久々に演奏したらこの曲はやはり自分の中でとても気に入ってて好きな曲だったので演奏。みんな手拍子してこの手拍子をどうくつがえしてやろうか?とか考えながら最後まで歌った。心底暖かくて楽しい30分だった。

 私たちは有名人でもなんでもないが、たまたまこの日にこの会場に巡り会った人が集まってこの日を共有するわけだからあんとき楽しかったね、と再び会ったとき言えたら嬉しいな♩

 

 

 


ライブのお知らせ 


骨折

アカリノート主催スペシャル企画ライブ!!!


11月10日 日曜 渋谷wasted time


梅犬企画!


11月24日 吉祥寺シルバーエレファント



12月7日 土曜日 吉祥寺シルバーエレファント



ツーマン「オーシャンとサンシャイン」
パインズマインズと2マン!!!

 

ヤマジ