今日のBGMはmorrisseyでistanbul。
昨日は昼から友人と飯を食っていた。なんとちょっと豪華な中華料理店。立派なお値段だけれども、うまいチャーハンと小籠包でよろしくやってた。
会話が盛り上がったところで向かったのはタリーズコーヒー。いつものコーヒーとおやつはドーナツで2人でスイーツを食って楽しい時間を過ごしつつ近年の映画批判や音楽の話で盛り上がった。
「そう言えば骨折のある超重要プロジェクトの音源聞きました?」
あ!そう、2014年何を隠そう骨折は暗躍しててその集大成となる作品の試作物を持っているというので聞かせてもらったのだ。
1曲目から最高にかっこいい音楽があってちょっと感動して目頭がうるっときた。昨年ずっと何も残せなった〜と本当に落胆していたがそこには間違いなく築き上げた音楽があったのだ。
その一年ムダじゃなかった事がわかって感動したのだ。しかし何曲か聞いてるうちに友人は言った。
「しかし歌がヘタだよね〜演奏が安定してるからより目立つよ〜」
ん〜!以前だとそのような発言を受けると何!とかへこんでいたのだが今回は違う。自分もヘタだと思った。でももっと怖いのがどうヘタなのかわからない事。
ちょっと高い音程がズレてたり、キレのあるリズムで歌うベキところが滑舌が悪いので音が流れて何を言ってるのかわかりにくかったりするのはかろうじてわかるけど、かれこれそれに気づいてもう3年くらい経つのだ。
最近は特に気をつけようとなるべく録音してどの曲で喉のスタミナがキレたか?とかちょっとテンションが上がるとすぐ声が疲れて次の曲で高音が出なくなる傾向があるのでそれを研究してるところ。
でもこれだけいろいろやって改善しないって事はもう改善される事、ないと思ったほうが良いと思ってる。なので2015年、自分の声はどうヘタなのか?を知る必要があると思ってる。
とにかく、最高な音源を聞いた後は映画!!!
やっぱり正月は映画ですよね〜
今回は前評判も良い映画、マシューマコノヒー主演のインターステラーという映画を鑑賞。
ストーリーは地球にもうすぐ住めなくなる、という設定で主人公が宇宙に行って住める星を探し人類を救う話。3時間もある長編なのに一回もダレる事なく緻密に山と谷が計算された映画だった。
ただ個人的には話としては今までの映画でもあったような設定と流れで新しさは感じなかった。
でも、かつて作ったノーランさんの映画は時間の軸を動かして進める設定は斬新で、その今までやった斬新な技巧を今回は宇宙という設定に盛り込んだ意欲的な取り組みだった。
ありがちな話でも自分の時間軸という技で作った映画は新しい事に挑戦するという意味ではかっこ良いな〜と思った。
夜は六本木ヒルズにて森美術館でリーミンウェイとその関係制、という展覧会を見に行った。
その人がかかげるアートがお客さんも参加型で、
例えば壁に無数の糸があってその糸と自分の身につけてる衣類を縫い合わせて人との繋がりを見出す作品や、
会場にみんなが書いた手紙がそのまま読めるようになってる作品などとても前衛的だった。
その展覧会で一貫して言われていたのが、日常の生活も意識を変える事によってアートになるという事。凄く考えさせられて面白いイベントだったのである。
ライブのお知らせ