フジロック2日目グリーンステージのトリはオアシスのソングライター兼ギターとして活躍していたノエルギャラガー。
オレンジコートではもう2度と見れないかもしれないブルースのレジェンド、バディガイと演奏時間がかぶっていた。友人達は口を揃えてバディガイだろ!と言ってグリーンステージから去って行った。ずっとどっちを見ようか悩んでいた。でも昨年出した新譜は凄く聞き込んで大好きなアルバムだったからあえてノエルを見る事にした。
ライブが始まってまず演奏した曲は確かこれ。
オアシスの曲からかよ(笑)!!本来は弟のリアムが歌う曲。新鮮だった。その次に披露した曲がmucky fingers。またオアシスの曲かよ(笑)でも歌う人はお兄ちゃんだったので問題なし。
そして3曲目でやっとソロの曲を演奏してくれた。
アルバムの一曲目でノエルのエモーショナルな声を生かした力強い曲。この曲は高音部分の力強いところがかっこいいのにあまり出てなくて苦戦してた。
4曲目はMステでも来日時に披露してくれたDream on。
この曲もサビの力強いところがかっこいいんだけどあまり声が出てなかった。むしろコーラスの人の方が声出てて苦戦してた。あとこの曲くらいからドラムのリズムがほとんど同じで単調なことに気づく。オアシスがロックバンドだとしたら、ソロはフォークだった。あのドラムの人、単調だったけど、良い音出してたな〜
続いて5,6,7曲目とソロの曲を披露。声が少しづつ安定してきて、PAとのバランスもとれてきてた。そして8曲目に披露したのがこれ。
ん?こんな曲オアシスでもソロでも聞いたことないぞ?と思ったら新曲だった。今2ndアルバムを作ってるらしい。この曲を聞く限り、2作目も良い作品になりそう。相変わらず良いメロディ。
そして9曲目ではなんとオアシス時代の名曲スーパーソニックを披露。これは会場中が盛り上がってみんなで大合唱だった。
↑この曲も演奏してくれた。オアシス後期からたまにこんな打ち込みちっくな曲も作るようになってて個人的には好きな曲。これを苗場ででかい音で聞いたのは気持ちよかった。
途中、客の女の子がノエルに結婚してみたいなことを言ったらしく、俺結婚してるからセカンドワイフだったら良いよみたいなジョークも交えて終始ご機嫌な感じだった。
終盤はオアシスでも歌ってたtalk tonight。少しテンポが早くなっててよりさわやかになってた。あとwhateverも披露してくれた。穏やかで優しかった。アンコールの一番最後にやった曲がこれ。
ベタですな〜でも嬉しかった。そして会場は最高に盛り上がってた。しかもサビは歌わないでみんなで大合唱だった。いやみんな歌詞ほとんど知ってたからずっと歌ってた。ギターソロが終わった最後のサビでとうとう彼は一番力強く歌ってた。悔しいけど感動して泣いた。
あくまで個人的な感想だけど、終始どこか頼りない感じがした。一番の理由は声が出てないからなんだけど、それだけじゃなく、1日目のストーンローゼズ、3日目のレディオヘッドと比べるとどうしても地味に感じてしまう。あと彼は歌い手というより作曲家なんじゃないかと思った。
フロントマンリアムがいない、俺が歌うしかねえ!みたいなやぶれかぶれ感が良かった。昼のグリーンをレイデイビスが歌って、トリはノエル、古き良きものへから新しいよきもの引き継がれていく最高の流れだったと思う。
こうして最高に地味で不格好で、印象に残るライブは幕を閉じた。
ライブのお知らせ
山路貴澄
7月31日 渋谷Lush
チャージ1000円で!19時位からの出番です。メイクなどもできるらしい
8月21日 渋谷wasted time
お馴染みのスーパー仲間達と歌います♪
骨折
8月5日 吉祥寺ブラック&ブルー
ヤマジ
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