2017年1月22日日曜日

ネクストステージ(後編)

今回の目標は次に繋げる。

新しい場所だしここで良いライブをしてできる限り良いイベントに呼ばれたいし、お客さんもたくさんいたのでいろんな次を繋げないといけないのである。

ステージに立ち音出し。抜けの良いギターの音が会場に響いてライブを開始。

1曲目はmenwomen。

最近1曲目にやるのが多いこの曲はギターで生み出すグルーヴとコミカルな歌詞に命を懸けてる。なぜならどちらかがおざなりになると曲の魅力が半減するからである。

年末にライブをしまくったおかげで一番良い演奏ができた。

2曲目はやけくそ。

攻め。今回は今までにないくらいの攻めでいきたかった。ロックンロールは恥を捨てて己の全てをぶつけなきゃ駄目だ!と思って演奏。

もうこの2曲目が最後くらいの気持ちで演奏。微塵も後悔はなく突き抜ける演奏ができた。

そしてここでありがとうございました!!と思いっきり挨拶して自分でアンコール。ここからまたライブは続いた。

3曲目は琥珀色の三味線。

ここでどれだけ印象を残し、その最高評価が音源購入、という形だと自分は思っている。この琥珀色の三味線ツアーではこの曲演奏が絶対条件なのである。演奏を続ける事でまた一段と渋みが増した気がするのである。

4曲目はおばけちゃん。

お客さんに話しかけながら進行。でも間違えちゃいけないのがAメロ。どれだけすんなりと演奏できるかに命を燃やす事が私の使命なのである。最近は改めてサビとのメリハリをつける研究中。

5曲目はほら貝。

今回のセットリスト、正直失敗はできないとあえてキメキメで固めたはずなのに蓋をあけると違う曲達。気づけば手が勝手にこの曲のイントロを弾いていた。

面白い、けれどもロックの曲と言わんばかりに後半は倍速でお届け。やはり年末のライブが効いてだいぶ良い感じに演奏できた。

6曲目はズーイデシャネル。

私のアイデンティティそのものの曲。まず歌、声、かつ自分の精神状態が良くないと良い演奏ができない未だに苦戦する竜のような曲。

今回のために何度も弾いたギターはまるで自動的に右手左手が動いた。その演奏状態をお客さんに放ったとき、どれだけ聞いてくれるか、曲がどれだけ引き込めているかを見てしまう。

すると徐々に曲に吸い寄せられていくのをなんとなく感じた。

でも本当は違う!こんなもんじゃなくてかっこいい曲なんだ!ともっと手はかろやかに!声は伸びがある感じに!頼むよ!と言いながらも自分と戦いながら進行。まさに格闘技だったのである。

つまりはこの25分間で今までのお客さんと新しいお客さんを新しい場所で巻き込んで本当に良いライブができた。

全ての緊張からほぐれて普通の人になったとき、とても集中してた事がわかった。

毎回これくらいの演奏をしたいし、このライブをまた越えていきたいのである。

来てくださったみなさん、気にかけてくださった方、そして日記を読んでる全ての読者のみなさん、ありがとうございました!ここからまた面白い事をしかけていきたいと思います!

ライブのお知らせ

山路貴澄

1月23日月曜日阿佐ヶ谷マスウェル第五十回ハッピーマンデーズ

2月3日金曜日新高円寺スタックスフレッド

2月14日火曜吉祥寺シルバーエレファント

3月23日木曜日新高円寺スタックスフレッド

骨折

1月25日水曜吉祥寺シルバーエレファント

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