おはようございますこねこのこころです。
今日のBGMはthe kinksでsituation vacant。
イギリスで最も大好きなバンドキンクス。その無人島に持って行くなら間違いなく1枚に入るのがこのサムシングエルス。レイデイビスの作曲のコンセプト化していったアルバムの一つで1967年の作品。今回はちょっと歌詞に注目してみた。
曲名のsituation vacant,コレは新聞の求人広告と自分の置かれた境遇の喪失感をかけてる隠語らしい。スージーとジョニーはハッピーだったのだけど、スージーのお母さんは楽しくない模様、だから二人は円満になるため何か買いに出掛け、ジョニーは仕事までやめた。そして目の前にあるのは求人広告、空虚感(situation vacant situation vacant)と2回歌い上げる。やがて無一文になったジョニーは引き離され、お母さんはご満悦、と言ったところで曲は終わってしまう。地味ながら選ぶ単語のかっこよさには度肝を抜かれる。
世界でこの年代、ビートルズ、ストーンズ、ザフーなど様々なカッコいいバンドがいて埋もれがちだけど、キンクスはこの年代で最もメランコリックな歌を歌ってたバンドのような気がする。このメランコリックさは器用なビートルズも勝てない魅力を持ってる。行き場のない諦めのようなメランコリックぷりにはこんな5月にはぴったりですな〜。
曲の始まりのドラムの最初の爆発力もかっこいい大好きな曲。
新宿アカシアのロールキャベツ!
↑あ〜凄い!!良いな〜と思いながら次はコレにしようと思った。
食事の後は骨折のスタジオ!!この日はドラムを録音しよう、ということに。しかし機材が揃ってなかったため、練習することになった。
まず最初に始めたのはももさんの提案で新曲、二人の空のイントロを付け足してみたいということで、みんなでどんな案か聞いて試してみた。言うなればそれは地べたにいきなり座ってたのが座る前に座布団を差し出してくれて前より座りやすくなった感覚で歌への導入が綺麗になった。
「あと、間奏開けの演奏も少し音数を減らしたいんだ。」
ということで試したらよりドラマちっくになって曲がかっこ良くなった。簡単なことでも少しやり方を変えるだけで良い感じになるんだな〜と思った。
続いてダニオさんの新曲に着手。月はブルージング。いつも持ってきていただく曲とキーもEということで違うキーの曲だ〜、と盛り上がってみんなで演奏。
↑凄く良い曲になりそうな予感♩
*ここからフィクションも交えてユーモラスにお贈りします♩
続いてバンドで何回か試してみたけどお蔵入りになった曲達を演奏しよう、ということに。まずやったのは自分の曲「やけくそ」これは自分がロンドン公演のとき初めて披露した曲でバンドのカラーに合わないということで却下されたのだ。
一回演奏してみて、「これダニオさんがメインで歌ってみるのは?」と提案があり、試してみる事に。キーがGだったので見事にはまってかっこよかった。やっぱりやってみたいな〜
続いてやってみたのは自分の「England」と言う曲。これはミックジャガーのレセプションパーティーで披露された曲。あまりにもミックジャガーを褒め過ぎ、と言う事でバンドのカラーに合わず却下された曲だ。
一回演奏してみて、「え?普通に良いよね?」と話しながらきっと一回演奏した事で曲も喜んでくれただろうな、と思った。
続いてダニオさんの星空の曲。これは映画「風を避けては」のテーマソングで使用された曲なのですが、映画の内容には沿うが、バンドの色とは違うと言う事で却下された曲。
哀愁ある曲はキンクスにも近い印象。3連のリズムで演奏して、いやパンクバージョンで行こう!ということで早いビートでも試した。このパンクバージョンが自分は好きなのである。
もう一曲、最近まで試してた自分の曲を演奏。ピーターバラカンさんに「永遠のカップリングソング」と言われた事に気まずくなりそれ以降アルバムにも入らなかったのだ。これも演奏して良い感じ。みなさんにありがとうございます、と言った。
↑ちなみにそんな普段から練習してる自分から見える景色。なかなか、臨場感ありますね〜
さて、今日はでかいお知らせが一個あります!!
今日放送のAMでも有名局JORFラジオ日本のロックラッシュレディオ、と言う番組で骨折の音源が流れます♩
http://www.tk1.co.jp/
深夜1時からの放送らしいです!!さてどんな曲が流れるか????
ライブのお知らせ
山路貴澄