こねこのこころ: this time tomorrow（後編）

　おはようございますこねこのこころです。

　今日のBGMはスピッツで8823。

音楽やってる人達がみんなスピッツ良い、というので聞いたらすごくバンドサウンドにびっくりした。しかもこの包み込んでくれる声が素敵。

　この格式高いロゴを見るとむ〜、また今日もやってきた。いつ見てもかっこいいな負けねえぞ、と思うのである。

↑ライブハウス前の看板。

　リハーサルに17時に集まりトリから開始。

　もうこの時点でみんなただものじゃない雰囲気に楽しいことは間違いないことが約束された。

　圧倒的な出演者達のオーラにやられた自分はリハーサルを終えて楽器を持って公園に逃げ込んだ。

　ここで再度確認の練習。演奏もいつもより全然つたなくない、しかも子供も立ち止まって聞いてくれた。もうあとはやりきるだけ、と自分を信じた。

　山口竹文さん。

　一曲目からビールの歌で独特な感じがかっこいい。その次に力士の曲歌ったり、習字（書道）の歌歌ったり、歌い終わった後に変なガッツポーズしたり、楽しかった♪

　函館くん。

　↑以前から山口さんは函館さんのファンで競演するのが目標だったらしい。サムライのようなギターのリズムでジャンプしたりいろんな動きをしてた。歌い終わるごとに客席に気のようなものを送ってたのが印象的だった。

　フォークなんだけど、見た事がないスタイルで歌詞もわかりやすくて凄かった。

　トリの沢田ナオヤさん。

　↑自分と年齢が近くて、百戦錬磨のオーラを放ってた。リハーサルでギターを弾いて声を出したときから、「何か」がいろんな人と違うような気がした。それはあらかじめネットにあるライブ映像では確認できない「何か」。リズムのとり方、ギターの技巧、あらゆる音がこの人オリジナルでより濃厚な世界観を作ってた。これぞオンリーワン。

　そんな自分は２番手。

　ステージに上がって頑張れよ、と声をかけてくれた中村さんが静かに何かを放ってた。

　１曲目は黒いコーヒー。

　ハッピージャックスという昔のバンドから披露してるナンバー。哀愁漂うこの曲がこの日の空気にぴったりと思って選曲。いろんな細かいこともやろうと企んでたけど間に合わなかったので直球で勝負した。

　続いて次の曲には入らず、その場で即興で作った歌で雰囲気作り。

　今日のご挨拶的な曲を演奏。そこから止めずに…

　２曲目はパーマネントばか。

　この曲をおもしろいと多くの人は言ってくれる。自分はこっちのやり方次第でこの曲が全然違う見え方がすると思ってて昨日はシリアスに突入。気持ちとしては鋭いジャックナイフのように演奏した。

　少し、この空気変えたい、としゃべりから突然３曲目。

　３曲目はおばけちゃん。

　今日はやたらこの曲演奏しづらいな〜と思って後から聞いたら知らず知らずに凄く早いスピードになってたらしく、演奏するのがいっぱいいっぱいだった。あ〜今日弾けてないな〜と思いながらも開き直って歌ってた。

　４曲目はトキメキexpress。

　この日のライブで一番気合いが入ってた曲かもしれない。自分の「声がでかい」という武器を生かした曲と行き場を失ったシリアス感を歌った。

　５曲目はミステリーサークル。

　シリアスに歌ったら次はおふざけ。次々出て来る言葉の数、グルーヴをライブで作って行った。

　６曲目はズーイデシャネル。

　この曲を演奏して賛否両論わかれるだろうなと思ったけど、歌いたい！と思い歌うことにした。緊張していたが、このライブのハイライトだったのかもしれない。恥ずかしながら歌ってて最後自分自身が高揚してしまった。

　６曲全部歌い終わって果たして良かったのかはわからない。ただ、今までと少し違うリズムで運んだライブにやりたかったことは全部ぶちこんだ。

　そんな緊張感丸出し後はおいしい食事。

　