おはようございますこねこのこころです。
でん!先日はこの映画を見た。
判決、ふたつの希望
レバノンで起きた現地の人とパレスチナ難民によるちょっとした喧嘩が国をも巻き込む裁判になった話。
最初は謝れよ!いやお前が悪いだろ!からお前なんかシャロンに殺されれば良かったんだよ!というパレスチナ難民に対する最もひどい言葉で事件は暴行へと発展。
そこで開かれた裁判がまた実はこっそり片方の支持派だったりして裁判は控訴される。
そして両者の弁護士が右派、左派に別れ、話がどんどん当人達とは思わぬ方向に流れていく。ただ謝って欲しい、から気づけば首相まで仲裁する大事に。
裁判は互いの民族の今までの歴史まで掘り下げられもはやそのちょっとした行為も実はそもそもを嫌い合ってることが明らかになっていく。
最終的に裁判は殴ったのは悪いけれどその行動に出るに値するひどい言葉に無罪にする、と判決が出て終わった。
映画で最も印象的だったのが裁判中でたまたま駐車してた車が隣で相手の車が故障してた時に、見るに見かねた相手が直していたシーン。
別に相手が嫌いなわけじゃない、ただ謝って欲しい、本当にその一言を求めて主人公が行動してるのだ。
映画は複雑な民族や政治、時代背景も関わってくるけどやったやらない、という小学生でもやりそうな喧嘩から最終的に大人としてどんなところで着地するかを見れてなんだか癒された。別にコメディでもないし、少し難しいけど人間はどう変化していくものか?がよくわかるとっても良い映画でした。
謝る、この行為がどれほど大切で、逆に安売りせず1つのカードとして取っておくことが大切なのだと感じた。
ちなみに都内ではなぜか有楽町のみ!午前中に見たのに満員御礼でした!!
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