おはようございますこねこのこころです。
先日ある映画を見た。ストレイトアウタコンプトン。
80年代から90年代始めに社会現象にまでなった人気ヒップホップグループNWAの伝記映画。
正直ヒップホップには全然疎い自分ですが物凄く良かった。
自分はどこかヒップホップの俺超悪い奴、警察はクソとか、ドラッグの事を歌ってるあの感じがかっこつけたり、そういうスタイルだと勝手に思っていたけど、この映画を見て違う事が分かった。
ロサンゼルスのコンプトンから産まれたこのグループは日常的に警察が黒人に対して差別が強く威圧的で不当な逮捕も多々あったり、経済が豊かな街ではないので薬物を売ってなんとか生活をしのぐみたいな環境。その事を、当たり前に起きてる日常の事を彼らは歌っていたのだ。
その過激な歌詞はなんとFBIから警告を受けるほど。そしてありのままのコンプトンの様子を歌ったNWAは一気に人気にのし上がる。そりゃそうだよね!こんなに熱量が真に迫る歌詞や表現人気になるに決まってる。
あるライブ会場では演奏前に警察にファックザポリスは絶対歌うな!と言われ、その模様をNWAがMCでしゃべってそのまま曲を歌っちゃうシーンがめたくそかっこよくてテンションがぶち上がった。その後警察に捕まってたけど笑。それでも歌う所に魂を感じた。
メンバーには音楽がある程度好きなら誰でも聞いた事があるドクタードレーやアイスキューブがいる、てだけであ凄いグループなんだなとわかった。
でも次第にグループは金とかでモメて離れていく。その後にドクタードレーが発掘するスヌープドッグや50セントなども出てきてテンションが上がった。そんなドクタードレーさん、今ではヘッドホンビーツというブランドを立ち上げ大成功。なんとアップルに会社を3000億円で売って世界で最も金持ちなミュージシャンなのである。
マジかよ!まさにアメリカンドリーム。企業家としても凄いのだ。今では最近のグラミーを受賞したケンドリックラマーのプロデュースも手がけていて音楽に対するアンテナは本当に天才なんだと思う。
そんなNWAの重要メンバーEは31歳の若さでHIVで他界。ただのヤクの売人だったEがコンプトンのありのままを歌ってここまででかくなるのはカリスマ性もあったんだと思う。
もし自分がこの当時の文化の真っ只中にいたら確実にヒップホップをやってたと思う。だってめちゃくちゃエネルギーがあってかっこよくて面白いもん。映画で凄過ぎる熱量が嫌というほど伝わってきた。今こんなに熱量があって面白い音楽あるだろうか?とにかくめちゃくちゃ嫉妬した笑!
歌詞が過激すぎてニュースなって記者会見まで開くグループなんている?笑っちゃうよね!かっこ良すぎて!!
あとグループのメンバーが別々になってソロ活動を始めお互いを曲の中でディスり合うのがかっこよかった。
相手を言葉で攻撃するけどそれが私利私欲とかではなく、知らない人が聞いても面白い。どうやって攻撃的な言葉を織り交ぜるかに日本の俳句にも通じるような文化を感じた。
とにかくハンマーでぶん殴られたかのような衝撃的な作品だったのである!!
ライブのお知らせ
山路貴澄
2月15日月曜日 阿佐ヶ谷マスウェル
第二十六回ハッピーマンデーズ!!
2月20日 土曜日阿佐ヶ谷タバサ
「強者達の晩餐vol.2」
出演
まんも(パインズマインズ)
森川悠
山路貴澄
ドリンク別2000円!
open18:30.start19:00
各演者40分!
6月25日土曜日人生最大のでかいイベント!
骨折
2月27日土曜日 中野フローチャート
http://kossetsu.jimdo.com/
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