う〜んどうしようかな?
そんな感じで本番まで数週間前、約6畳くらいの狭いカラオケ屋の一室でセットリストを考えていた。
ダニオさんは歌詞が凄い。秋葉くんはストレートなのに表現力が凄い。2人のシンガーにどう対抗するかまるで実験室でもやもやっとしていたら出てきた答えは歌詞で一個の物語を作る事。曲名は「Devils town」。SFの小説のようなこの曲で2人と戦おうと思ったのはイベント2日前。しかしできた曲をいざ録音して聞くとまだ人には出せないレベル、イベント開始まで悩んだ末、出すのやめた。
今回は久々にセットリストを前もって決めた。完成された一個のアルバムのような流れを作って芯のある内容にしたかったのである。
ステージに立ってまず演奏したのは
1曲目はバカのふり。
バンドでやるのが相応しい曲なのかもしれないけどそれをあえて弾き語りでやるのが山路貴澄というプロジェクト。何回かアレンジを練って今はこれでいく!と静かに緊張感を出しつつステージから放出した。最高だった。
2曲目はblack moonlight。
絶対バンドでやった方が良い曲をあえて続けて演奏。でもこれには訳があった。人に聞きやすい曲で媚びず、まずは初めて見てくれる人がなんじゃこりゃとがつっとしたインパクト残せるように攻めてみた。
練習より倍速ながらなんだかアドレナリンが出過ぎてこのスピードで通した。最高だった。
3曲目はやけくそ。
最高のロックンロールやります!と言って始めた。前回のライブではバンドサウンドに慣れてリズムはボロボロ。その反省を踏まえ、ギターと声で曲の質を上げる事に生命をかけた。とても楽しかった。
4曲目はおばけちゃん。
相変わらずサビ前までのテケテケテケテケの部分が難しくてひたすら練習する地味な日々。こんな意味があるのかな?なんて思って臨んだ結果Aメロとサビのメリハリをつける事に成功。飽きるほどやってて良かったな(笑)と思った。
ここで少ししゃべった。何を話したかはもう覚えてない(笑)ここらでいったん休憩で箸休めの曲にした。
5曲目はトノサマガエル。
実は会場にこの曲好きっていう人がいてなら答えなきゃダメじゃんと思ってその人にに感謝を込めて歌った。
とても楽しかった。
6曲目はあれれ?
MCで話しながら曲に突入。とても楽しくでも鋭いナイフのようにみんなを刺すつもりで臨んだ(いや本当に刺すわけじゃないよ!)なんだか史上最高に盛り上がってこの曲もパワーアップしてるんだな、と思った。
7曲目はソウルで夢をかき鳴らせ。
新曲!本当は他にも新曲や既存曲でもやりたい曲があったけど悩んだ末これに。とても気持ちを込めやすいので熱さは伝わるけど音楽としての質はまだ浅い。それをこの場でどこまで高められるかが勝負だった。とても気持ち込めて楽しかった。
8曲目は裸の女の子。
本当はやるつもりのなかった曲。ですが聞きたい、と言ってくれる方多いのでやりました!まだまだこの曲実はのびしろあるんじゃ?と思っていろいろ試行錯誤した結果この感じが今の集大成。自由自在にスピードを変えて聞きとって欲しい歌詞はギターを弱く、リズミカルにいきたいとこはギター先行で、と本当に演奏のやりがいを感じた。とても楽しかった!
本編はこんな感じ。
音源でこの演奏と歌を振り返ったら反省点ありまくりでしたがとにかく今やりたい事は全身全霊で出し切ったのである(byアカリノートのアドバイスより)
つづく
ライブのお知らせ
山路貴澄
11月18日 水曜日 八王子パパビート
12月14日月曜日 三鷹おんがくのじかん
田中雅紀とのツーマン
「潮騒のうごめく夜」
2016年
1月9日土曜日 新高円寺スタックスフレッド
骨折
11月29日 日曜日 吉祥寺シルバーエレファント
http://kossetsu.jimdo.com/
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