ある友人の話

おはようございますこねこのこころです。

先日ある友人からこんな話を聞いた。デイサービスという高齢者の介護施設にての出来事だ。

「ある日さ〜そのじーちゃんとばーちゃんが意気投合して凄く会話が盛り上がってるわけよ。数週間前まで活気も全然なくてさ、やっぱ女子の力って強いよね〜」

なるほど！どうやらあるじーちゃんがばーちゃんと話すようになってから活気が出て笑顔を見る機会が増えたのだと言う。

「そしたらそのじーちゃん、どうなったと思う？どうやら意気投合した果てに外で会う約束をしたんだって。で、そのじーちゃん、1時間待っても2時間待ってもばーちゃんが来ないんだって！」

なんと切ない話。それは悲しい片想いの話か？と思って聞いてたらどうやらばーちゃんは認知症という物事を覚えられない病気らしく、単純に忘れていた模様だと言うのだ。

「ま、そのばーちゃんも話を合わせるのが得意だから気があるのかわからないけどね〜」

あ〜やっぱり切ない恋の話！！

「で、どうなったと思う？？そのじーちゃん、また遊ぶ約束して待ち合わせして全然来なかったみたいでさ、心配になってばーちゃんの家まで押しかけたんだって！！」

げげ〜！！すげえ！！複数人を送迎してるクルマから見ていたじーちゃんはその人の住んでいた場所まで把握していたのだ。

「するとさ、数日後にばーちゃんの弟さんが来てこんな高齢者がなんてふしだらな！ってクレームになったんだって！！」

どうやら訪ねた当日は約束はしていたもののばーちゃんはデイサービスの利用日だという事をすっかり忘れていた、というのがオチだった。なんと切ないのだろう。

きっとじーちゃんには少なからず好意はあったんだと思う。ちなみにじーちゃんは半身麻痺で階段を昇り降りするのもやっとなのに急で多いマンションの階段を昇ってどんな家族構成なのかも知らないのに訪ねたのだ。なんだか泣けてくる。でもそこまで気持ちを奮いたたせたばーちゃんは凄いし、人間が生きてる意味とか素晴らしさみたいなものをそこから垣間見たのである。

ただね、弟さんと住んでるって事でその弟さんに認められるにはまた相当な努力が必要そう。なんだか切ない恋の話なのである。

話は変わってもうすぐ田中雅紀さんとのツーマンライブが迫っている。12月14日は持ち時間が50分もあるためどう観客に飽きさせないライブをするかが勝負。今まで作ってきた曲を見返してレゲエ、GS、パンク、フォーク、などなどまんべんなくやれたらな〜と思ってる。やばいな〜と思いつつセットリストを必死に考えていますので是非来て下さい！！

ライブのお知らせ

山路貴澄

11月30日 月曜日第二十一回ハッピーマンデーズ 阿佐ヶ谷マスウェル

12月2日 水曜 代々木バーバラ

12月3日 木曜 大塚ミーツ

12月14日月曜日 三鷹おんがくのじかん

田中雅紀とのツーマン
「潮騒のうごめく夜」

2016年

1月9日土曜日 新高円寺スタックスフレッド

骨折

11月29日 日曜日　吉祥寺シルバーエレファント

12月13日 日曜日 渋谷wested timeバンザイライフ企画！

12月31日 吉祥寺シルバーエレファント ダニオさんプレゼンツカウントダウンパーティ2015/2016

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