今回はいよいよ7月28日発売の山路貴澄with magic bandのアルバム「total entertainment」ができるまでの話。
構想としては数年前に作ったソロアルバム「This is interesting!」を作ったすぐ後からあった。もちろんアルバムとしては当時持ってるものを全て出し切ったし、アルバムを作る純粋な楽しさで完成させた面白いの塊。そして音源を聞いて下さったみなさんからは良い評価をもらいまくったわけなのですが中にはもっと歌を詰めても良いのでは?とか、あの曲が入ってないんですね〜、とか、次回作に期待、などそんな声ももらっていたのだ。そこで自分は次にアルバム作るならこれらの声を突っ込まれないような反省点を生かした進化したものを作りたかったのである。
まあとは言っても新しい音源を作るのは人出も予算も構想もじっくり考えて完璧な状態で始めなければいけない。なんて言ってるうちにソロ音源リリース時のみに結成されたバンド山路貴澄with his magic bandがコンスタントにライブ活動をするようになり、スタジオでも活動して少しづつ演奏曲が増えてきた。昨年末にはバンド名も変えようとある居酒屋でさんざんみんなで協議した結果、
「山路貴澄with magic band」に改名。そしてなんだかみんな忙しいのではあるけどコンスタントに集まっては曲を作ってた。なんやかんやで音楽マニアが集まってるんだな〜と思った。そして最終的なきっかけとなったのはツアー先での大阪のナンバさんの一言だった。
「凄くかっこいいね!CD、作ってよ!」これが後押しとなりバンドも良いんじゃない?やってみようぜ!となってアルバム制作が始まった。
とは言っても我々まだ出来たてのバンド、あまり曲数がないのである。そこでソロ音源で録りなおしたい数曲をベースに制作を進めた。テーマは、
「喜怒哀楽が詰まったもの」
日々押し寄せる日常の中で少しでも逸脱できる異次元のものをバンドで体現したかったのである。それは60sやサイケ、オルタナではなく、世界に一つの自分にしかできないレコードを作りたかったのである。という事で曲も決まってないのにタイトルの「total entertainment」はそのとき決まった。
そして曲も決まったところでまる一日使ってスタジオに引きこもり、楽曲の録音に最後の方はヘトヘトになりながらなんとかアルバム収録曲を録音する事に成功した。
さあここからが大変。伝説の仕事でギターのヤギヒトシが渾身の編集をし、歌入れ。
普通に歌うとまるでバンドの熱量ある演奏とは違う悲しいものに。
そしてサンボマスターやエレカシの歌を聞くと勢いがあってかつ音程も合ってライブ感もある。なんだかライブ以上にもの凄い事をやっているのだな、とわかったのである。
何回も録音しながら歌を聞くとここは声が伸びた方が良い、とかここはもっとリズム良く行った方が良いと歌を見直す事ができて本当に歌マニアとしては研究深くて面白いのである。
断片的につづく
渾身のイベント「ルビーチューズデイ」まであと3日!
ライブのお知らせ
山路貴澄
7月27日 月曜日 阿佐ヶ谷マスウェル 第12回ハッピーマンデーズ
7月28日 火曜日 渋谷ラッシュ 超大イベント
「ruby tuesday」
8月2日 日曜 静岡県 理髪屋
8月5日 水曜 西荻窪アートリオン
8月13日 下北沢ブレス
8月19日 水曜 江古田倶楽部
8月27日 木曜日 新高円寺スタックスフレッド
9月29日 火曜 大塚ミーツ
骨折
7月26日 日曜日 吉祥寺ブラック&ブルー(4人編成)
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