こねこのこころ。
BGMはblurでto the end。
5曲目の新曲、一夏の恋。始まって全員の演奏が入り、そしてAメロ。ダニオさんのコーラスが入り、自分も歌ってここはばっちり。そして安心してABメロもクリア、そして最初の難関、サビがやってきた。
「こんな〜に生きてて〜♩」
なんとか成功!!!スタジオでの練習でも本当に歌のキーが高くでバンドの音にも埋もれて大苦戦してて、キー下げる?やっぱり歌えてないからやめとく??などいろんな声ありましたがこの半年間の練習でなんとか声が出る打率が上がったのです。
サビが終わり畳み掛けるようにこうちゃんのイカしタギターソロが入る。それは、最近のなかなかスタジオに入れなかったフラストレーションをぶっ壊してくれるような爽快なフレーズ新鮮でキラキラしていたのである。
そして、まだまだ安心できない2番もなんとかこなす、サビも歌う…からのCメロ。ブレイクやみんなで合わせるタイミングが多いので本当に吊り橋を渡ってるような気持ちで緊張しながら歌った。
そして自分だけが歌う部分。なんだかここは通常ならかっこいいボーカルが良い感じに表現するのだろうけど本当に苦戦。毎回、みんなには申し訳ない!うまく歌える人いたらその人にちゃんとお願いするから!!と思いながらもステージの上ではいったん自分が全力でやる!と思って歌った。
そしてみんなの演奏が加わり最後のサビ!!なんとか成功!!!
最後に安定感抜群のこうちゃんのギターソロも入って曲は無事成功したのである。
6曲目は太陽はサンシャイン。
演奏してても振り返っても思ったけど、この日の太陽はサンシャインはまた一段と凄かった。ダニオさんが歌い、自分がコーラスをしてサビ終わってバンドで演奏して…、いつもの演奏なのですが、ダニオさんの切なさ極まるボーカルとそれに同調するあと4人の演奏のシンクロ率みたいなものが限りなく100%だった気がする。駆け抜け過ぎて完全にバテてそれでも体力ない中、最高の歌をなんとかしてやらねば、となんかがにじみ出てた気がする。
そして最後のサビになり、ダニオさんがハープを吹き、みんなの演奏が一つになり、こうちゃんがギターを切り…
要は言ってしまえばいつものパターンなのですが、そのそのいつものパターンが渾身の新曲をぐいっと簡単に超えてしまうとこが凄く悔しいし、既存曲がそう簡単に負けて欲しくない、みたいな気持ちもあって複雑だけど、歌いきってカスカスの声で何度もロックンロール!と叫び続けた。
歌って未だかつてない攻め攻めのセットリストに本当にステージに倒れ込んだ。全力を出してしばらく起き上がる力もなくなったのである笑。
でもそんな本当に倒れた状態でなんとか見えた吉祥寺シルバーエレファントの天井が良い感じで、ああ、良いな〜、と本当に倒れながら思った。
終わったら何人かが話しかけてくれて良かったです!との事。ありがたい言葉なのである。そんな綺麗な方々が話かけるもんだから対応に困る自分は全力で気持ち悪いキャラを発揮。お客さんと双方でドギマギして逃げて行った(申し訳ない)。
歌っていたり何かを続けていると体験できる事があって久々に新鮮な気分で体験できた。
そして何よりすぐにでもバンドで披露したかった曲をばっちり自分がその器になってから歌えた事にとても感謝しているのである。
つづく…のか
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