今日のBGMはpassenderでlet
昨日は魔法のバンドである都内のスタジオに潜り込んでいた。辺りは雨、なんでも今週は水曜まで続くらしい。そんな天気の中でわずか4畳の部屋で録音作業が決行された。
ジャン!
バンドの音だけでなく更に効音を加えようと盛り上がりみんなでスタジオで練る事にした。
スタジオに到着すると続いてやってきたのはドラムの136さん、
「音源聞いた?」
から会話は始まり、
「やばくない??」
とクオリティの高さを話した。まだ世界最速で自分しか聞いてない音源は正直聞いた一発目から大感動してなんか涙がこみ上げたわけですが、その感動は自分だけじゃなかった模様。スタジオ開始時刻まで録音した音源のそれぞれどれだけ凄かったかの話で終始盛り上がった。
スタジオに入ったケヴィン、136さん、自分。まずは曲目を並べてどれからどんな効果音を入れるか相談。アレンジが決まったところで録音開始。
ぱっと聞くとタンバリンだけだったり、シェイカーだけだったり、一部分にパン、と音を入れるだけだったりでなんだか地味な作業。録音しては振り返ってどんな感じか確認。良いなと納得してから次の曲に進んだ。
数曲リズム良く進んだところである曲でまたアレンジを考えた。
「ここはサビだけ?俺はAメロもありだと思うな〜」
アレンジを考え、録音して聞いてみて良いか確認。しばらくみんなで腕組みしながらこうかな?これ余計かな?とか考えながら作業を黙々と続ける。その様はまるでガウディの建築物を図面見ながらゆっくり作業するかのように完成させる途中の工程もみんなで楽しんでいた。
地味な作業はひたすら続き、自分のアコギなどを録る工程に移った。テンポやノリを確認しながらバシっと演奏できたものになるまで何度も演奏した。
そしてギターが録りおえたら次は自分の歌の工程。タイミングを合わせるのが難しく何度も歌いながら確認して精度を上げる、すると今度は落ち着いた勢いのない歌に。本当に勢いがありつつ、ノリが出て音程も合ってる、そんな調子の良い事いろいろできるか〜!と思いながらも普段の歌に対する意識も高まって本当に面白いのである。
そんな作業は夜中近くまでつづきみんなヘトヘトに。でもなぜか自分は爽快感で満ちあふれていた。
ライブのお知らせ