ぐったりして速攻で寝た自分。朝8時30、バイキングの席に着いて、食う物を選んでたら周りからこんな会話が聞こえてきた。
「いや〜良かったわね〜、あなた何時くらいまでいたの?」
「私?私は最後までいたかな〜」
なんと!最初から最後までいたら10時間くらいは確実にあるおん祭、本当に好きな人はそれくらいの時間までいるほんとに凄い世界なのである。
自分はその話を横でコソっと聞きながら驚愕して朝からフレンチトーストを食ってた。
腹を満たせばこの日は奈良に別れを告げ、京都に移動する事に。
どこに行こうか?前知識も何もない自分はとりあえずあのくるりのベストのジャケで有名な京都タワーに行きたい!と意見した。京都に向かって電車に乗ってたら窓から見える景色はいつのまにか銀世界。なんと最終日にして雪が降ったのだ。
極寒で数日過ごした私達をこれでもかと追い打ちをかける自然。もはや笑うしかなかった。京都に到着して銀世界の中役の外からチラッと京都タワーをおがんだら今度は移動。
勇気を出して清水寺に行く事になった。
どうやら清水の舞台から飛び降りる!の言葉で有名な場所らしく、寺の中に舞台みたいなところがあって説明文を読むと本当に当時はそこで能やなにか踊りが披露されてたのだとか。携帯の充電器などもご丁寧に設置されててテーマパークみたいだった。
続いて向かったのはあの有名な金閣寺。
降り続いた雪も着いたとたん何故かやむという奇跡が起きた。雪が屋根にかかった金閣寺はそれは美しくて、いろんな疲れが吹っ飛んだ。こんな金閣寺みたいなみんなの疲れを吹っ飛ばす存在になりたいのである。
数日過ごして日本という文化にここまで深く触れたのは初めて。伝統を守ろうと続けられてる事とそれを絶やさぬようわかりやすく説明してくれる人、そして1000年も続いてるというのがこの文化が優れてる何よりの証拠だと思う。生きててなかなかできない貴重な体験だった。
というわけで家に帰ればやり残してた仕事どっさり状態。残り数週間、2014年を最高にしなければ年を越せないのである。
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