そんなすさまじいライブを見て飯を食ってほんの数分休んだ後、吉祥寺シルバーエレファントに戻った。次のバンドはラヂオカセッツ。会場は若い女子で溢れていた。このイベントのおもしろいところはバンドによってお客さんの層が全然違うのがわかるところ。
さっきのカメレオンズはなぜか子供が多かったし、バンドの位置を会場のお客さんでわかった。
ガラものの少し昔っぽいシャツで演奏していた。ドラムが抜群にうまかった。でも音楽はかなり今風、2年前に見たときはかなりブルースやウルフルズのようなロックンロールっだったので変わりようにびっくした。真剣に音楽で食べたいと悩み音楽の方向性を決めた上で今のスタイルや音楽になってる気がした。
その次、井之頭蓄音団。この日のベストアクトはチリヌルヲワカだな、て勝手にこのイベントを完結させてたけどそれは大きな間違いだった。ベストアクトは確実にこのバンドだった。
コミックバンドのような下ネタの嵐。初めて見た人はあまりのインパクトに引いて帰ってしまうんじゃないかってくらい強烈だった。しかし、MCも寸劇のような流れがあって、徐々にこのバンドの魅力に引き込まれて気づいたらこのバンドに惚れてた。コミックバンドやネタのような曲の中にちゃんと音楽的要素も盛り込まれてて(実はバンドの演奏が相当うまい)30分という短い時間の中でお客さんをつかむ術を完全に知っていた。しかもこの下ネタの嵐で女子のお客さんを完全に魅了してたのである。
↓曲の途中でこのフロントマンの気持ち悪い人の語りが入ってそれもまた盛り上がって、途中ホストみたいなモノマネを始めてそこから表情が別人のように変わって感動させるような曲(けど全く嫌みはない)もあって笑いと感動でシルバーエレファントが包まれた。
こんなにライブ感があって良いバンドが見れたことに感動したのである。ここまでちゃんとライブの流れが練り込まれたバンドは初めて見た。
ライブのお知らせ
骨折
10月6日 中野サンプラザ前路上ライブ
10月7日 吉祥寺ブラック&ブルー
11月3日 吉祥寺シルバーエレファント
山路貴澄
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