おはようございますこねこのこころです。
ラストブラックマンインサンフランシスコ
をアマゾンプライムで鑑賞。もともとサンフランシスコに住んでいて土地の値段が高騰し、出ていかざるを得なくなった時代背景を考えるとなかなか切ない話。土地を取られ、話し合っていたりするだけで撃たれるこの世の中に不安は不満はたまっていく。
その世間に思わぬ形で主人公は反撃する。そのやり取りが微笑ましかったり、全編カメラワークが美しくてどこか不思議な感じもした。
後半にどうしてそんなに拘る!!というお芝居をする友人に怒りながらもどこかわかっていた事実を認め、説明もなく主人公が出した決断がまた素敵だった。全てをちょっと詩的に表現しながらも後半のフェイブックやsnsのいいねの数などで測られる世の中のちょっとどうなの?という描写にドキッとした。美しい映画だった。
いいねの数や見られた数では世の中成り立たない難しさを肌で感じたのでした!