おはようございますこねこのこころです。
でん!その日は焦っていた。ワーキングクラスヒーローをなんとか終えて、会場に向かう、しかし、その前にほんの少しでも声も出しておきたい、ギターも弦を張り替えたばかりなので演奏しておきたいと思いカラオケ屋で練習。
さて、と携帯電話を操作していたら企画者のあさみさんがえーっと大丈夫ですか?
というメールが来ていて、その少し後に、あ、大丈夫です気にしないでください!というメールが来てなんかバタバタしてる!と送られてきたタイムテーブルを確認したら
山路貴澄リハーサル、16:10〜
*リハーサルの10分前には到着お願いします。
という文面を発見し、あー!ーーーーーー!
と超慌てふためいた。
時刻は18:10分。急いで連絡してカラオケ屋を出て電車に乗った。
会場に着くとすでに全ての出演者とお客さんも入って盛り上がっていた。大変申し訳ございません!!とお話したところでイベント開始。
一番手はベムスター三森さん
序盤からロックンロールの曲でテンションが上がる。その後の曲も曲ごとにリズムや弾き方を変えていてかなり工夫されていた。自分がまだ弾いたことないカッティングも見れた。後半はサンボマスターのカバーロックンロールイズノットデッドというMCからの曲がとても素敵だった。最後のおにぎり、という曲も素敵だった。
二番手はアントーニオ本多さん
どうやら弾き語りでライブするのが初めてとのこと。しかし、シンプルなコード弾きとアルペジオを駆使しして弾き語りならではのスタイルでとても素敵。二曲目のチャールズブロンソンの事を歌った曲が凄く素敵だった。壮絶な人生と俳優で成功しながら好きな事がやれなかった切なさが凄く新鮮だった。
数曲やって家とは違う!!というMCからベムスター三森さんがマンドリンで入って演奏。素敵。
後半は心と魂の歌がとても素敵だった。プロレスラーさんの弾き語りという事でどんな弾き語りをするのか?と思いきや、繊細な心の動きと少しクスッとしてしまうコミカルな部分と、ままっすぐで考えが深くてどこまでも聞きたくなってしまう今までの対バンとは全く違う経験をした。
三番手はらすてぃーさん
茶封筒というバンドをやっているらしく、最初は女子高生の会話の曲から開始。どこか普通と違うぞ、と思っていたら演奏しながら電話をしているという設定の曲や、沢田、という曲中ずっとその単語しか言わないどうやら恋の歌?や、クスッとしつつもギターが上手いし、面白いし、これは音楽というかエンターテイメント、という本当に今までに体験したことのない不思議な気分になった。
山路
1.Midnight in Tokyo
2.ズーイデシャネル
3.フランケンシュタイン
4.おばけちゃん
5.わたしのいない世界
6.ネブラスカ
7.世田谷
8.やけくそ
アンコール
Rocknroll university
正直、めちゃくちゃ魅力的な演奏者の方ばかりなので本当にやりにくかった。でもこのやりにくさがよし、と気持ちを無理矢理高めた。
満員のお客様の中でまず呼吸を整えたくて歌いやすい曲から始め、昔の渾身の曲、ズーイデシャネルを展開。やっぱり難しい曲だなと改めて思った。フランケンシュタインも初期の曲!!
後半はあさみさんが好きな曲という曲で10年以上前の曲世田谷を久々引っ張り出した。恥ずかしながら歌詞も忘れていて覚えて臨んだ。なんだか昔の映像を見て練習したのですがあまり私上手くなってない、、、、ちょっと凹んだ。
終演後も企画者のあさみさんや店長さんや、生音フォーク酒場の人達や、いろんな演奏者の方から深いお話が聞けて無限に楽しい空間だった。ここまで素晴らしい企画をしてくださったあさみさん、そしてSHOJIMARU、店長肥後さん、元ビートモーターズ木村氏、昔の出会いのMCまでしてしまいました。本当に本当に本当にみなさん、ありがとうございました!!!!