こねこのこころ: 鉄の掟

　おはようございますこねこのこころです。

　今日のBGMはyo la tengoでspeeding motor cycle。

　1984年から活動しているアメリカのオルタナティヴバンド。

　↑なんとこの曲ダニエルジョンストンのカバー。こんな良い曲をこんなアレンジで聞けるのは最高♪

　↑で、これが元。演奏がうまいとかじゃないのに良い声と良い曲。

　↑「あと一人〜物足りない〜染色体が〜腐ってる〜」

　と思わず歌い出したくなってしまうような大記録が生まれかけた。もはや活躍は当たり前で記録まで出そうになってる時代なんですね〜

　昨日は骨折のスタジオ練習。それまでに時間が少しあったのでギターを拭いて弦を張り替えてメンテナンスしてた。

　４月５日と７日にライブが控えているのでしっかりした状態にしたいと今一度部屋を片付けたりもして気持ちの切り替えを行っていた。弦を一つづつ張り替えてコードをジャーンと鳴らしたとき、綺麗にしてくれてありがとうと言わんばかりのスッゲーかっこいい音がしたのが嬉しかった。まるでギターが生きてるみたいだった。

　最近骨折でのライブもかなり増えてきて、ミステリーサークルみたいな曲もできるようになってバンド仕様の曲がたくさんできるようになった。

　あと意外にアコギとテレキャスターとエレアコなどの楽器によって音の出方も違ってくるのでロックぽい曲はテレキャス、優しい曲はアコギで気分で使い分けてる。

　そんなわけで復活したてのテレキャスがジャンジャン鳴いてくれるのでいろんなフレーズが浮かんで楽しかった。例えるならば付き合いたてで手をつないでなんかこの感じ楽しいねって言ってる感じ。かわいかった。

　気付けばもう家を出なければいけない時間、早めに集まって秋山くんと話をしてた。

　↑今回渡したオススメ音源はこの３枚。左からthe move。ピクシーズと並ぶくらいもの凄く好きなバンド。とにかくメロディセンスがやばい。クラシックにも影響を受けつつ、ぶれないビートバンド特有のメロディ。サイケにもロックにも属しない独特の音楽は当時かなり変わり者だったと思う。のベスト。

　真ん中がmika。これは2ndアルバムで一曲目のwe are goldenっていう曲がとにかく名曲中の名曲。こんな名曲作られちゃ自分なんかとっとと音楽やめな！と言われてるようなもん。でもアルバム全体の流れとしては1stの方が良い。だからwe ar goldenは7inchのシングルとかでアルバムに入れない。の方が良かった気がする。

　右がジョンポールキース。最近のパブロックの人らしい。とにかく新宿のタワレコで試聴するなり、超かっこ良くて即買った。バディホリーをよりロックにした感じでとにかく音作りなどのセンスがやばい。こんなアルバム作るのが夢。

　そうやらこうやらしてるとスタジオの時刻に。

　↑準備してるときの一枚。入ったらすぐに各パートの人達は個々のアンプやミキサーで準備をし、音を出す。少しするとその横でドラムの秋山くんがスネアを何回も叩きながら自分の出したい音を探す。無音状態から徐々にいろんな音が聞こえてくるこのスタジオが好き。よく一人でもスタジオに行くけど、自分が声を出したり、音を出さない限り無音状態なのだ。

　なんだかバンドってオーケストラなんだな、とふと思う。

　まずは５日のライブに向けてのセットリストを決めて通し練習。久々にやったあんな曲もバンドの勢いがあるからか全体の音が自信に満ちあふれててかっこよかった。

　昨日はこっそりいつもより自分のギターの音量を少し上げた。ギターが３本あるから少しでもその特徴をいかせないものかと試行錯誤、試し書きしてる。他の音は消さないように意識しつつたま〜にアルペジオ（弦を一本づつ弾く技）とか弾いてた。

　でその後は７日のライブの練習。これまた久々にいろんな曲をひっぱり出して楽しんだ。いろんな曲をやってると時間はあっという間に過ぎて結構曲増えたね〜とみんなでしみじみしてた。

　残りの時間で新曲コーナー。ダニオさんの新曲をさらってみたり、自分の新曲を演奏した。自分の曲が少し変わってるらしく、ベースのももさんがイントロ考えた、とアイデアを出してくれた。それをみんなで聞いて、せーので試したりして楽しかった。自分が作った曲がこうしたら良いんじゃない？みたいなアイデアでどんどんパワーアップする、これがバンドなんだと再認識した。