こねこのこころ: 立つ鳥跡を濁しまくれ

　おはようございますこねこのこころです。

　今日のBGMはthe strokesでall the time。

　とうとう2013年3月26日にストロークスの新作、comedown machineが発売された。ストロークスは1999年にアメリカニューヨークで結成されたロックバンド。2001年に発表されたis this itというアルバムで世界中を熱狂させた。今聞いても色あせる事はない本当に名盤だと思う。

　↑その一曲がこれ。見て、みんなイケメンでおしゃれでしょ？別に音楽やらなくてもファッション界で十分じゃないか？と思ってしまうような出で立ち。天は二物を与えてしまったらしい。somedayは本当にみんなに勇気を与える名曲♪

　2年のインターバルを置いて発表されたが2ndのルームオンファイア。世間の評判はう〜ん1stの方がみたいな声が多いが、個人的には1stの流れをうまく組んでよりメロディアスなアプローチになってて進化してる。

　↑良い感じ♪

　今度は３年の期間を経て3rdが発表された。

　↑ここから少し雰囲気が変わった。まず従来のちょっと草食系なよっとしたサウンドからちょっとマッチョな男らしい音に変化。みんな2ndからの良い感じ進化を期待してただけに、？？みたいな感じだった。個人的にはこの曲が好き。

　５年、というしばらくひっそりして出した4th。ここまで多くの人に注目されて期待されるとオリンピック選手並みのプレッシャーとかあるのかもしれない。リリース前に新PVとしてこれが流れた。

　↑おお〜待ってました〜原点回帰〜♪と言わんばかりの1stぽい雰囲気の曲に世間は盛り上がりまくった。そしていよいよ発売されたアルバムで全曲を聞いたら…

　全然今までと違うサウンドにびっくりした。音楽に正解はないけど、今までのようなメロディセンスは作品ごとに少し落ち着いて4thでかなり実験的な感じに。攻めの姿勢を崩さない感じが個人的には凄くかっこいい。

　…話は長くなってしまいましたが今作5thアルバムはどうなの？？

　発売数ヶ月前にone way triggerという曲が先行でネットで世界中に配信され、あれ？なんかまたいつもと違う…みたいな感じで困惑しまくってた。

　…からの発売一週間前のサイトでの全曲試聴開始。ん？んん？いつもと違うけど、なんか良い！良いす！

　4thでやってみた、消化不良って感じを5thで見事に気合い入れてまとめたっていう印象。1stとは違うけど、一貫して都会的なサウンドというか雰囲気を感じる、とにかくかっこいい。

　前作が2011年だったので2年という期間で割と4th作った時点で反省してもっと頑張ろうぜ、みたいな奮起した感じがした。

　とにかく好きなバンドが苦戦しながらも良い曲をなんとか生み出そうみたいなそんな感じもして感動してた。じっくりことこと聞きます♪

↑ちなみに友人は映画この曲聞いてストロークス良いなと思って聞いたらロックで全然違うじゃん！って思ったらしい。アルバム未収録の隠れ良い曲♪

　というわけで昼はタワレコにいた（新宿店）。個人的に温泉に入るよりここにいるほうが落ち着く。理由はわからない。

　↑エスカレーターを登り、洋楽フロアにたどり着くとストロークスの新譜が大々的に取り上げられてた。やった〜と思い、迷わず手に取った。他にもいろんな人が新譜を発表してた。ジャスティンティンバーレイク…良くわからん。ブラックレーベルモーターサイクル…良くわからん。デヴィッドボウイ…知ってる。

　あとは昔の隠れレジェンド達の名盤コーナーがあって、ハーヴェストっていうレーベルから出してるケヴィンエアーズやthe move、ロイウッドなどが解説書つきで1200円という大判ぶるまいしてた。知らない曲が多かったので試聴するだけで楽しい、温泉だった。

　夜はスタジオ。来週から怒濤のライブweeeek。一瞬たりとも気が抜けない。

　開始約１時間前にドラムの秋山くんと集まってしゃべってた。またこの二人のトーク番組「秋山とやまじ」にゲスト来ないかな〜と思いながら。１週間も経つと話題が絶えないのかずっと何かしらしゃべってた。

　トーク番組も終わったところでスタジオ。

　ももさんのベースのケースに何やらサインみたいなのが書いてあった。気になって触ってみたら刺繍で騙された〜と思って悔しくなって思わず写真を撮ったの巻。

　するとこうちゃんが、

　見て見て〜と、足下を見たら普段は何個も使ってるエフェクター（ギターの音色を変える機械）がこの日はこの一個だけだった。

　↑２時間のスタジオ乗り切れるのか？と思ってたらたやすく乗り切っててやっぱりイケメンだった♪

　↑あ〜俺はこれいらない、とドラムの秋山くんはどうやらワンタム（この太鼓のこと）で叩いてる事が発覚した。いらないからドラムセットからはずしましたよ、の図。

　そしてダニオさんはエレクトリックなセミアコ。ハープは持って来てない、ということでかき鳴らしてくれた。

　↑ももさんの初披露のグラファイトのベース。良い音！

　↑私はシールド（ギターをアンプにつなげるための導線みたいなもん）が壊れかけてたので新しいのにした。良い音♪

　今日は新曲をやりましょう♪ということでダニオさんの新曲から。

　↑まずこのようにホワイトボードにコード進行を書き出し、みんなで注意深く展開や小節を気にしながら演奏。以前まとめようとしてた曲でもあるのでおおまかな曲の展開は完成。そこから徐々にイントロ、Bメロ、アウトロ、など、突き詰める部分のフレーズや演奏をみんなで考えてた。良い感じにまとまってきてあとは数をこなしてみんなのノリを合わせていけばかなりいい感じ♪

　続いて自分の曲。ホワイトボードにコード進行書いて、と言われ書いたコード進行が全然小節と一致してなくて一同困惑しまくってた。

　↑しかも自分ある部分の字を間違えてたらしく、

　「おい、字が違うよ！しかもコード進行も書いてるのと違うししっかりしてくれ」

　とみんなを混乱の渦に巻き込んだ。その横でダニオさんが、

　「あ、も一回やってみて…それならこう書き直せば良いんじゃない？」

　と次々自分の書いた部分を添削してくれてやっとみんなのわかりやすい感じに。優しい♪小節とか音楽の知識がいっさいないので自分が感覚で作った曲をみんなで演奏しては止めて、

　「う〜ん、この決まってない尺の部分はどうする？」

　と考えながら徐々に曲の輪郭ができてきた。

　「でこの部分どうすんの？さっきと小節数違うけど何か意図あるの？」

　「え、あ、いや特にないす感覚す。」

　みんなすっころんでた。

　そうは言ってもなんやかんやでかなり曲の骨組みはできてきたのでまとめれば良い感じ♪この日はみんなが凄い音楽家に見えた。もうこれ以上自分の人生で贅沢しちゃいかんと思った。

　帰りは飲まず、イケメンのこうちゃんといろんな人から聞く伝説のラーメン二郎という店でラーメン食った。