浅草がもっと好きになった日(前編)

あと一駅だなあ〜

なんて扉が閉まった瞬間なんとイベントの張本人友人マイケルが駅を降りて歩いているじゃありませんか！！！

え？イベント会場は浅草のはずじゃ？？ととても動揺していたら伝わったのか、扉越しのマイケルも自分の存在に気づきあ！！とリアクションをして自分は必死にジェスチャーで次の駅じゃないの？と伝えたもののあっけなく動く電車。なんとか連絡を取って合流に成功。せっかくだから浅草の街並みを散歩しながら行こうという事になった。

駅を降りるとその中はなかなか粋な飲食街や浅草観光のお土産も売ってるキオスク、古めかしい看板。土地の臭いがぷんぷんする光景に興奮した。

地上に出て道を歩くとすぐ右手にはでかでかと見えるスカイツリー、観光用に整備された商店街も素敵だった。

少しすると雷門に到着。写真を撮っていたらせっかくだからとマイケルが自分をとってくれた。

そのまま仲見世通りに突入。「夜のこのシャッターが閉まってる感じも良いよね〜」とまばらに観光客がいる感じもまた遠出したようで楽しかった。

歩いていくと左手には五重の塔、右にはスカイツリーという見事なコントラスト。奥まで歩いてせっかくなのでお参りした。

「こっからが最短ルートだよ。」

と案内されるままに歩くと右手には花やしき。

「いや〜即席の遊園地って感じだよね〜」

と私が言うと、

「なんて失礼な事を！」

と言いながら歴史を聞かせてくれた。どうやら戦前からあった施設らしく、昔は主に植物園だったとか。そして動物園と言ったエリアもあったらしい。それが戦争が始まり動物は移動したり殺されたりしていなくなり、戦後にあの遊園地みたいな施設になったとか。そこからディズニーランドができた80年代は最も打撃を受けたらしい。それが2000年代になって道なども観光地としてきれいに整備され、再び盛り上がってきたのだとか。そう思って見ると歴史があり、可愛らしくも見えた。

その先を見るとやたら芸能人などの写真が飾ってある通りを発見。

「ここは六角通りと言うんだ。」

数々の芸能人がここで修行を積んで伝説になったと思うと面白い。この先をもう少し歩くとたけしさんが通ってたクジラが食える店もあると聞いて驚いた。

そしてやたら飲み屋が並ぶ通りを発見。「ここは観光客用、本当は安くてもっとうまい店はたくさんあるよ。時間あるかな」

そう言ってマイケルは時計を見るとあまりなかった模様。また機会になった。

つづく

ライブのお知らせ

山路貴澄

１０月１２日　月曜日　第十八回ハッピーマンデーズ

11月１日　日曜日　新高円寺スタックスフレッド　「刺激的な夜」

11月９日　月曜日　阿佐ヶ谷マスウェル第ニ十回ハッピーマンデーズスペシャル！！！

11月１４日　土曜　阿佐ヶ谷tabasa　３マンイベント！！！！

「強者達の晩餐」

　

骨折

１０月３１日　土曜日　吉祥寺シルバーエレファント

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