おはようございますこねこのこころです。
でん。あと4日。
確か10年前だったと思う。ある人の紹介で西荻窪のあるライブバーか何かに出た時の精算時。
君かぁ、君ね。音楽も聞いてて思ったけどリズムもギターも歌もボロボロ、そりゃお客さん来るわけないよね〜。
お店の人は自分の顔も見ずにそんな言葉を放った。
毎月7〜8回のライブをしながら少しでも認知されれば!と世の中と戦っていた気がする。
10年も活動しているとさすがに友達も職場の友人も来る事はなくなり、たまにタイミング合った時にちらりほらりと来てくれる人が何人かいる、みたいな活動に苦戦していた時。
めちゃくちゃショックで今でもその言葉を言われた時の家具の配置や、その人が来てた服や帽子も覚えてる。
そこから不思議なのがめちゃくちゃショックなのに別にその人を特別視していたわけでもないし、さ、ギター弾くかとまた日常に戻った事。
10年やってもうやめた方がいいよと言われた翌日にまたギターを弾く自分は何かよっぽど承認欲求が強いんだなと今でも思う。40近くになっても善々さんみたいな音を出したいと思ってしまう。
思ってしまうのですがロックンロールというジャンルをやってる以上多少なりとも荒々しさや、勢いが必要なのでは?とまた考えが右往左往する。
今日は珍しく練習しながらその音を録音したしたりもした。これは違う?とか、これはこうした方が良いのか?とか改めていろいろ試行錯誤しながらすぐに時間が過ぎていった。
改めて思ったのですが、練習したり曲を作ったり…何かそういう作業というのは本当に有益なのか?本当は不毛なのでは?と思ってしまう今日この頃。
どうやら世の中は事あるごとに金というものでつまずく。その対極の事に時間をかけているわけでついつい世間の声や目を気にしてしまう自分はもっと仙人にならねば!と練習後にビールを飲みながら考えていた。