おはようございますこねこのこころです。
でん!夜のワーキングクラスヒーローだった。17時から始まり、食事介助、歯磨き、臥床、トイレ誘導と限られた時間でやらねばいかぬミッションをこなす。
そんな中で先日はもう亡くなってしまうかもしれないある人が久々に再会したら自身で飯を食っていた。
うお〜!!凄いですね!!もうだいぶ良くなったんですね!
と声をかけたら凄くニコニコしてそうなんだよもう1人で食べれるからな、と返答してくれた。
体調が悪くなる前は偉そうで高度経済成長は俺が頑張ってきたから今の日本はあるんだと言わんばかりのとても横柄で偉そうだった人が体調悪くなって段々そんな言葉数も減っていってもうダメかもしれないと思っていたら少しづつご飯が食べれるようになったのです。
自分は正直その偉そうな人が凄く苦手だったけど、死の間際を体験して復活してやっぱりちょっと偉そうなんだけどそれでも生きて元気にご飯をニコニコしながら食べてる姿を見たら心がジーンとした。
ほぼ一日ベッドの上で過ごしてどんな楽しい事があるのだろうとか考える自分が恥ずかしくなったりする。自分がすぐ嫌な事があると死にたいと思う事が恥ずかしくなる。
自分の仕事は人間は学習して成長するという段階を経て今度は死が近づき、どう穏やかに過ごすか?みたいな所。子供だったらできない事ができてくる感動があるけど高齢の方はできない事が増えて切なくない?と聞かれる事がある。
自分はその意味がずっとわからなくて未だにわからない。大人になって散々経験を積んで高齢者になって限られた事でコミュケーションする力は普通の人には敵わないくらいの密度とパワーを感じる。その力とか凄さがチラリと見えた時、自分はこの人達には一生敵わねえな!凄いな!と思う。
そういう意味では日々自分の百万倍のパワーで生きてる人と接してるとやっぱり元気出ますね〜。