でん!パスカルズの演奏に大号泣していたら再びお腹が空いたのでハイビスカスサワーとトルティーヤチップスで心と腹の隙間を満たす。
メインステージでゴロゴロしていたらサブステージからかっこいい音色が聴こえてきたのでこれは行かねば!と思い始まっていたのは…
KILLING FLOORというバンドが演奏していた。
な?????
あれ????????
知ってる人がいる!!!!!!!
と思ってよくよくKILLINGFLOORを調べるとピートさんが昔からやっているバンドらしく、少人数の編成でじわーっと広がるサックスのめちゃくちゃ良い景色が見える音色からバンド編成だと全くジャズではなくプログレやロックを感じる、超ロックなバンドだった。
ドラムが2人にパーカッションが1人という打楽器が3人いる編成にも驚いた。このドラムが織りなすリズムの洪水に脳みそがぶっ飛ぶような最高な演奏だった。これだよ!!!!!!!!!!!!わしゃこれが!!!こういうのが聞きたかったんじゃよ!!!!!!!!!!!!!!
というわけで曲の途中で酒が足りん!!と日本酒をチャージして再び踊る。超最高の時間だった。
続いて在日ファンク
ハマケンさんの令和におけるジェームズブラウン的なアプローチはリズム隊の演奏が超最高。音が凄くスカスカ!!この音の隙間を時折ホーン隊が入ったり、ガチっと一斉に音を出すとドカっと迫力があってみちみちに音が詰まっているバンドより余白があってその余白を時折、少し埋めたり、減らしたりという超絶妙なサウンドに踊り狂った。歌詞がクーポンや傷、環七の歌などソウルのキーポンや、音感を大切にされているのも印象的だった。ライブを大切にしていかに盛り上げるか?とピースフルな演奏だった。
夕刻にはエゴラッピンが登場。
いつもの力強さとは違い長丁場ゆえのしっとりした曲も聞けてどこか異国のキャバレーにいるような気分になった。
次はオリジナルラヴの田島貴男さんの1人の弾き語り。
最初はエゴラッピンの後に弾き語りなんてやりづらいのでは?と思ったのですが、そんな心配は全く無駄だった。
ドブロギター、エレキギター、アコギ、と曲ごとにギターを変えて演奏スタイルも変えてこれでもかというくらいめちゃくちゃ音楽で大物の貫禄というか音楽そのものみたいな表現に度肝を千回かいくらい抜かれた。
接吻のアレンジがめちゃくちゃかっこよくてまさかここまでギターをウルトラめちゃくちゃ弾けるとは思わず、死ぬほどギターも歌も表現も、ちょっとウクライナのことや戦争のことも直接言わず全部、ギリギリのバランスでエンタメとしてぶち込んでてノーMCでしたが、言いたい事全部音楽に入ってて死ぬほど凄かった。
自分が音楽やってるいう事が恥ずかしくなるくらい音楽に超真摯に向き合っていて本当に凄まじいものを見た。とにかく人生で一番凄い弾き語りなのでした!