おはようございますこねこのこころです。
知ったのは先日、ローリングストーンズのドラム、チャーリーワッツが亡くなった。
初めて知った時、信じられなくてびっくりした。とにかく、どうすれば良いのかわからない自分はワーキングクラスヒーローを終えると家でレコードを引っ張り出して聞いた。
かろうじてまだ十代の最後の方か、ミッシェルガンエレファントが好きだった自分はそのバンドが好きと上げていた博多のロックンロールバンドルースターズにのめり込んだ。しゃがれたチバさんの声はこの人の影響か!!と思うような荒々しいボーカルにブルースをパンクのようやテンポで演奏し、やりたいだけと連呼する曲にとことんしびれた記憶がある。
そのルースターズは最初の頃のローリングストーンズから影響を受けていると聞いてストーンズの1stアルバムからレコードで集めていた。
そんな時に友人マイケルに新宿に素敵な場所があると三丁目の天井がやたら低い超ボロっぼろのロックバーに初めて入った。
それが新宿ローリングストーンというロックバー(大音量でDJがロックを流すお店)だ。
平日に入ると仕事帰りのサラリーマンが楽しそうに音楽を聞いてスーツのままお酒を飲みながら踊っていたのを今でも覚えている。
スタートミーアップ、ストリートファイティングマン、ブラウンシュガー。
初期しか聞いたことなかった自分は華やかでかっこいいリフもあるのだとその時知った。
バイトでうまくいかなかった時、家に帰りたくなかった時、ちょっと素敵な出会いがあるかな?なんて思った時はいつもここに行っていろんな音楽を聞いていた。
うまくいかない時ってむしゃくしゃする。全部壊したくなる。その悲しい気持ちみたいなものをローリングストーンズは全部引き受けてロックンロールの楽しいエネルギーに変換してくれたのだ。
あなたがドラムをずっと続けてくれたおかげで悪い事もせず生きていられました。バンドもやっています!
シャインアライトというマーティンスコセッシ監督の映画は4回見に行った笑
DVDの特典映像だとそれぞれの視点からの映像が見れて私は迷わずチャーリーワッツのアングルを見た。メンバーを見守りながら叩く様子、叩き終わるとふぅと一息つく感じ。今まで本当にお疲れ様でした。そして1人の何者でもない自分を救ってくれてありがとう。これからも大好きです。