今回の目標はあまりはしゃがない。
いつもノリやロックンロール!!と叫んでいるが本当の本当は音楽でそれを表現したいのである。
3通りくらいのセットリストを考えていたが本番前にマックにて作戦会議。スタックスで攻めないでどこで攻める?と自問自答しながら固まったのだ。
ステージに上がり若干手が震えながらチューニング。これが武者震いというものなのだ。
さあ始まった!
1曲目はおばけちゃん。
なんと普段中盤の会場が暖まってきたときに演奏する曲をあえての始めに持ってきた。これは物凄いかけと攻める!という気持ちの強いセットなのだ。序盤のお客さんとのコミュニケーションも弱めで曲で勝負。最高に攻めたおばけちゃんはとても楽しかったのである。
2曲目はやけくそ。
どうしてもハイライトに持っていきがちな今日この頃。今回は攻め尽くせ!と言わんばかりに畳かけるように序盤に登場。序盤だから抑えめに歌うかと言えばそうではない。あたふたした序盤から自分の心も落ち着いてとても良い歌が歌えた。本当に伝えたい方法で聞いて欲しい人の前で歌う、これがロックだと思う。
3曲目は琥珀色の三味線。
この曲辺りで良くも悪くも精神が慣れたというか緊張が途切れたというかとにかくすっと肩の力が抜けて歌えた。ただこういう曲はシンプルかつ単純なので一瞬でも歌詞でも演奏でも間違えればそれでもう終わり。つり橋を渡る感覚で歌った。
4曲目はクイズ?
最近演奏してないかかなりぐだぐだな点はあったけれどとにかく自分の持ち味、コミュニケーションをしながら雰囲気を作る、壊す、みたいな実験的な歌。これだけ緊張感ある中で歌える事が最高なのである。
5曲目は夢のまた夢。
えーーー!!!!!
嘘でしょ??
まさかちょっと何か新しい試す事があればすぐに下手くそ!!と怒られるのにも関わらず新曲に挑戦!!しかもダニオさん一人前で披露して以来の初演奏。
そんなリスクや恥を背負ってでも逃げないで新しい事をやりたいと挑戦。
いつもダニオさんのライブを見てると新曲を歌ってるときこそまさに生き生きとしてる今の人生そのものを投影していてその様を試したかったのだ。
正直決して良かったとは言えないライブの流れをこの曲をやってる間だけは本当に曲と自分とお客さんと向き合えた。
どうして歌を歌うのか?
どうして人の前で歌うのか?
人はどう思うか?
そんな気持ちは絞られていって後半は本当に良い曲なんです。よかったら聞いて下さい!と純粋な歌を始めたてのような気持ちで歌えた。
反省はたくさんあるが本当に楽しかった。
最後は…
6曲目はズーイデシャネル。
この曲を歌うために生きていると言っても過言ではない笑
自分が歌わないと誰も歌うことがないので笑
あとは一生懸命やる、それだけだった。
そこには邪念とかもなくなってまるで自分がスーパーボールの塊となって会場中を歌で暴れまわる、というような気持ちで歌った。
本当に楽しい時間、しかし人生そのもの、というようなライブの魔物に襲われた厳しい時間でもあった。
つづく
ライブのお知らせ
山路貴澄
2月6日月曜日阿佐ヶ谷マスウェル第五十一回ハッピーマンデーズ
2月14日火曜吉祥寺シルバーエレファント
3月2日木曜新宿ロックンロール以外は全部嘘
3月23日木曜日新高円寺スタックスフレッド
山路貴澄 ・ turu ・ 松浦湊 ・ 阪本正義&まじ
open 18:30 start 19:00 Charge ¥2,000 + 1drink
最高なturu さん、松浦湊さんと対バン!一番の19時から歌います!!
http://staxfred.com/access.html
5月18日木曜新高円寺スタックスフレッド
骨折
2月8日水曜日大塚ミーツ
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