久々の登場のmagic band。それはバンドで自分の曲を最大限まで押し上げてみようぜ!をコンセプトに結成されたスペシャルチームなのである。
今回のテーマは「夢」。演奏者もお客さんも夢のような時間を過ごせるように心がけた。
ステージで準備を始めるとまるで水を得た魚のように音を出すももさん、136さん、ケヴィン。この時間を待ってました!と言わんばかりの雰囲気に良かったな〜と思った。
セッションをしてる間に黙々と準備をする自分。あくまで冷静にそして熱量を保つようにした。
準備ができるとセッションに交じってラップを展開。そこから仕切り直してライブに移った。
1曲目はマボロシ。
音量のバランスと久々の熱量を爆発させるために王道な曲から開始した。前奏部分で各パートの音がしっか。聞こえた。熱量みたいなものがあったのかもしれない。そしてサビで三人でがっと歌うオーケストラを感じた。
2曲目は悪魔vsあくま。
弾き語りでやっと輪郭をつかめるようになった今日この頃の曲。この曲がなかなかバンドでまとまらなくて苦戦してるわけですが自分の意向が固まったからかそのグルーヴに重なるようにバンド演奏がまとまっていたのである。とにかく今は無敵だなと思った。
3曲目はトキメキexpress。
切ない恋のナンバーは曲の構成が複雑で毎回苦戦してる曲。歌い手がどうまとめ上げるのかが勝負だった。前奏が始まってギターのケヴィンのフレーズ聞こえた瞬間元気が出る。何百何千のライブを見ておまえらこーじゃねえだろ!みたいなギターの音で人を黙らせる説得力がある。
そして曲の中で自由に展開するのを心から楽しんだのである。
4曲目はHello Mr. Universe。
切ないナンバーの後は明るい曲。合間あいまで入るケヴィンの合いの手のギターフレーズがとてもイカしててそれでまたテンションが上がる。ここまでギター一本で表現できる人間も少ないと思う。そして何よりこの曲はベースソロパートがあるのだ!!
サビ前でお客さんとコミュニケーションしながら楽しんだ。
5曲目はおばけちゃん。
マジックバンドはセットリストを決めない。自分の感情でその時の空気で推し進めていくのも楽しみの一つだ。もちろんそれが上手くいくときもあるけど、失敗するときもある。その空気が楽しいのである。
そしておばけちゃんに至ってはセッション。ドラムの136さんの最もかっこいい爆発できる曲。そのドラムを聞きながらこちらも毎回自由に歌詞を変えるのである。
6曲目は悪い夢。
この曲はギターのケヴィンが最も映える曲。毎回、演奏の度に自分かケヴィンかみたいなどっちがフロントマンとしていられるか?みたいな勝負をステージ上でしてる感覚。んで毎回負けるんだけど笑。なんだか隣でギターを聞いてると不思議と部屋の中でケヴィンがギターを弾いてる様子が浮かんできて、あ、違う、とか、こうとかやっているのだ。ここまでギターの表現を磨き上げるのってどんな事してんのかな〜?日本のジョンフルシアンテだな、と思うのである。
7曲目はズーイデシャネル。
ここまで聞いてくれた全ての人に感謝の気持ちを込めて歌った。なんだか紆余曲折したバンドもここでどしっとまとまるのが不思議だった。最後の最後まで個々の音がはっきり聞こえてとても歌いやすかった。こんだけ難しい曲。よくできるな〜と思った。
凄く不思議な時間でお客さんとゆっくり温度を確認しつつ、緊張感を保って丁寧に曲を歌った。それは弾き語りでやってきた事をそのままバンドで科学変化を起こしたような感じ。同じ事をやってるつもりでも発見があったりやりやすくなっていたりして楽しいのだ。
つづく
ライブのお知らせ
山路貴澄
5月23日月曜日第三十三回ハッピーマンデーズ
5月21日土曜日大塚ミーツ??
5月30日月曜日高円寺UFOCLUB
6月8日水曜日 新高円寺スタックスフレッド
6月10日金曜日 大塚ミーツ堀孝輔あみちゃん山路貴澄による弾き語り企画ライブ
6月25日土曜日人生最大のでかいイベント!
サーキットフェス
「どれにしようかなフェス」
6月26日日曜日 第三回単独公演
「一人芝居」
7月30日土曜日池袋芸術劇場
骨折
http://kossetsu.jimdo.com/
0 件のコメント:
コメントを投稿