1曲目はRocknroll university
何回かスタジオでのリハーサルを経てこの曲からにしようと満場一致で決定。どっしりとした音で凄く歌いやすかったのです。出だしの歌い初めの歌詞を忘れるという事態にアキラくんが代わりに歌ってくれて我に変えるという出来事が面白かった。
2曲目はぺっ!
今の世の中の不安やモヤモヤを曲に。不満をぶちまけないなんて表現の世界でありえない!と言わんばかりにぶちまけた。
3曲目はミスタードーナツ
山路さん今日は曲名をなるべく言ってください!来てくれる人にどの曲がオススメか伝えてあるので、ということでなるべく曲名を言いながら進行。ポップであり、どこか愛くるしい曲が気に入ってます。
4曲目は双六
バンド唯一のディスコナンバー。このワンマンライブに向けてスタジオで雨が降ったり、自転車が撤去されたり、という話をしながら人生はどこに行くかわからない双六みたいですね、と言いながら進行。凄くいい感じ。
5曲目はMidnight in Tokyo
この時間くらいから辺りも暗くなっているだろうと想像して演奏。身体の感覚としてやっとバンドの音も慣れて落ち着いて演奏できた。
6曲目はROCKNROLLER
ちょうどこの曲をやる前にちょっと全体的にテンポがゆっくりしているのでは?とメンバーから指摘を受けて改めて景気よく演奏。この曲も結構言葉を詰め込んでいる曲なのでよく言葉がつまらないように口がイの形にならないように注意した。
ここでメンバー紹介。1人づつエピソードを紹介しながらよりみんなにどんな人達が演奏しているか知ってもらいながら聞いて欲しいという気持ちで知ってる事を話した。
7曲目はbattle of rocknroll
ここから力強い曲ゾーン。今の不満などを言葉に押し込めてたくさん発した。その気持ちが力強過ぎた故かいつも以上に弾いていたのか弦が後半に切れて本当に戦ってる感じになった。
8曲目はサンダーバード
私のギターの弦が切れたため、アキラくんがギターボーカルで3人で演奏。クールなスリーピースが誕生してとても良い感じだった。
9曲目は人間
新曲!!毎回ライブで絶対新しい曲をやりたい!ということで自分が作った曲をこれやってみたいとメンバーからリクエスト頂いて練っていたら予想以上にオルタナティヴでかっこいい曲になった。後半のギターのキャッチーなメロディが最高なのです。
10曲目はネブラスカ
どうしようもない自分に向けた自分の歌。聞いてくれてる人や友達はここまで言い切っちゃうって凄いと言ってくれた曲。正直、歌う度に自分もこれを歌いきって良いものか?と考えてしまうのですがそう思っているんだからしょうがない。悔しいけど俺は才能がないのです笑っ
びっくりすることにここでも弦が切れた。今度は5弦。あれだけ太い弦が切れるって??となって焦ったのです。
11曲目はパーフェクトライフ
なんとか張り替えて持ち直してからは力強いパワーポップ!!スタジオでも終盤凄く良い感じに演奏できていたので見事に再現できた。きっと弦が切れても気にするなよ!!と言ってくれてるような気がした。
12曲目は溢れ出す
ライブの最後に用意したのは新曲。弾き語りでは演奏していたのですが、バンドでやるとよくなる気がする、という話から制作に着手。アレンジや構成なども時間かけて練ってかなり変えた。そうする事で凄く歌詞とリンクする曲になって本当にこの曲が大好きになった。
この曲の演奏前、客席のある方から山路〜!!!と聴こえてめちゃくちゃ嬉しくなった。日本武道館でやってる気分になった。何度も弦が切れたり、心が折れそうになっているときにこの言葉をもらえて、立ち上がった。お客さんに楽しい時間を持って帰ってもらうはずが逆にどでかいプレゼントをもらった気分になったのです。
お客さんに向かって名一杯歌った。本当にこんな時期にやってすいません、でも気にしてくださって、見てくださってありがとうございますと言う気持ちを余力残さず全部出した。
流石に12曲もやったので起きないだろうと思っていたけど奇跡で起きたアンコール。もっとやれ〜!!本当にめちゃくちゃ嬉しかった。
もし起きなかったらそのままやめて感謝の言葉を伝えて終わろうと思っていたのです。
アンコールはやけくそ
溢れ出すで本気で出し切ってしまったためまた3弦が切れる、という事態が発生。もうそのままやろう、という言葉を経て、切れたまま演奏。こんな気持ちで最後の曲にステージに立った。記憶はない。
ギリギリでこの曲をやりたいとバンドに言って大急ぎで仕上げた渾身曲。とても良くて最終的には何かドロドロしたロックンロールの化身が自分に乗り移った渾身の演奏になった。