おはようございますこねこのこころです。
でん!いよいよ工藤祐次郎とのツーマンライブがあと8日と迫ってきた。というわけで心の栄養を今のうちに蓄えなきゃと映画館にやってきたのです。見た映画はブリグズビーベア!!
25歳まである夫婦に拉致監禁されていた主人公の話。
こう、文章で書くと凄く暗いけど凄く良いハートウォーミングな映画だったのです。
拉致された少年はずっとブリグズビーベアというクマが出てくる少しSFチックな誘拐したおとうさんが作った番組だけを見て育ったというなんとも独特な設定。
話はそこから誘拐した両親は逮捕され、外の世界に出ていくという話。
主人公にとって大好きだった番組ブリグズビーベアが実はニセのおとうさんが作った番組だったという事実を突きつけられた主人公。そこで絶望に落ちると思いきや、自分の手で続きを作るのだ。
家族には嫌がられ、周りの友人達を巻き込んで映画、というもので続きを作るその課程はものつくりの心をくすぐる凄く熱い場面だ。
そうだ、昔はそうだった。人からどう思われるとか関係なしにとにかく作るそれが良い悪い関係なしに純粋にモノを作る楽しみが昔の自分にはあった。それがいつしか周りの目ばかりを気にするようになっていたのだ。
物語の最後は完成した映画のプレミア上映に主人公は一人トイレにこもって心配ではきそうになっていた。人から否定されたらどうしよう?ひどい作品だったらどうしよう?
そのシーンで友人はこう言うんです。
他人の評価なんか気にするなよ!君はやりきったんだ。このシーンで完全に映画とシンクロ自分は大号泣。今年史上最高の映画になったのです。
あと映画を見て思ったのは好きなものに対する自分と世間の気持ちのずれも凄くうまく描いていた。
主人公がブリグズビーベアという番組が好き過ぎてどんなに本当の家族に拉致した奴らが作ったひどい映画だ!と言われても本当に好きで1歩も譲らず、最終的に頭がおかしいと精神病院に入れられるが、その好き過ぎる気持ちを家族が受け入れるシーン。
なんと最終的に家族も受け入れて一緒にブリグズビーベアの映画制作に関わるのです。
自分も生きててよくある。音楽が好きで仕方ないのにワーキングクラスヒーロー先や人との関わりの中で自分の音楽が好きな部分を省いて話をする人がいる。別にライブを見て欲しいとか自分の曲を聞いて欲しいとかそういうことではなく、自分の残りの10%だけを見てコミュニケーションされてしまうと本当になんだろう?と悲しい気分になることがあってきっとこの映画を作った人は好きなものに対する自分と世間のずれとかも凄くよくわかってるんだな!最高!と思ったのでした。
とにかくもの作ってない人でもみんなにお薦めです!!!!!
ライブのお知らせ
山路貴澄
8月14日火曜吉祥寺シルバーエレファント
8月15日水曜東高円寺UFOCLUB
8月18日土曜阿佐ヶ谷タバサ
山路企画!!「風鈴」
開場20:00~開演20:30~
ドリンク別1500円!!
出演
工藤祐次郎
山路貴澄
8月22日水曜三軒茶屋グレープフルーツムーン
10月6日土曜下北沢ラグーナ
握月企画ライブ!
10月28日日曜人生最大の挑戦
11月18日日曜新高円寺スタックスフレッド
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