おはようございますこねこのこころです。
月曜日はここにいた。
ジャン!渋谷ラストワルツ。ここでババカヲルコさんとオカープーさんのツーマンイベントがあると情報を聞いてやってきたのだ。会場に入ると平日なのになかなかの人。どんなライブか楽しみ。
まずババカヲルコさん。
教えて晩御飯の小気味良いピアノのリフから始まり、スイカ、そして独特なリフがかっこいいプリマドンナなど往年の名曲を惜しげもなく披露。
最も凄かったのは中盤の女郎部屋という曲。とても綺麗なピアノの旋律から始まり、ゆっくりとしたテンポは江戸時代の着物、漆塗りされた和の食器、真っ赤なもみじなどまるでタイムスリップしたような気分になった。でも曲は全くそんな華やかで綺麗なものとは無縁の世界。
窓のない部屋でゆっくりと呼吸してる音まで聞こえてきた。
その曲は今まで失礼な話暗い曲という印象だったのです。でも暗いわけじゃない。作曲者の思想や人生観、全てが詰まった一つの集大成みたいな曲だと思った。
これほどまで鮮明な映像をライブ中に見たのは初めてで凄かった。
その後も戻ってきてねなど緊張感を保ち、
オカープーさんとの合体ユニットバオバプーでは星子という曲を連弾プラスドラムで披露。
本来の鋭いカウンターフックのようなメロディとピアノとは違う骨太なバンドサウンドに化けてたのがかっこよかった。そして歌がより表情を見せ、歌謡曲のようなキメも印象的だった。あとピアノ演奏2人のヒリヒリしたセッションも見もので本当の「ライブ」という何が起こるかわからないドキドキ感を味わったのである。
後半オカープーさん。
ドラムとピアノという不思議な編成はこれまた今までに聞いた事がない不思議な音楽だった。まるでテクノのような繰り返すフレーズとドラムが心地良いビートを刻んでいた。こういう編成だと通常ドラムがピアノに合わせる、とかの事が多いけど両者を信頼し合った演奏が見ててかっこよかった。2人なのにバンドだったのである。
とにかく両者どちらも凄いライブだった。しかも双方70分というかなり長い尺を飽きさせず成立させる事に音楽家として凄みを感じたのである。ほとんどMCもなく成立してたのは曲の中に言いたい事が詰め込まれていたのである。
ライブのお知らせ
山路貴澄
12月14日月曜日 三鷹おんがくのじかん
田中雅紀とのツーマン
「潮騒のうごめく夜」
12月20日 日曜日 多磨プロペラキッチン
2016年
1月9日土曜日 新高円寺スタックスフレッド
骨折
11月29日 日曜日 吉祥寺シルバーエレファント
12月13日 日曜日 渋谷wested timeバンザイライフ企画!
12月31日 吉祥寺シルバーエレファント ダニオさんプレゼンツカウントダウンパーティ2015/2016
http://kossetsu.jimdo.com/
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