おはようございますこねこのこころです。
でん!というわけで先日は酉の市に行ってきた。毎年お世話になっている方がいて今年は思い切ってなかなか高いやつに手を出す!
数年前から買うようになっていろいろ、特に音楽がかなり良い感じなので更に上に行くので勇気を出してみた。
あとは笑いのカイブツという小説を読んでいる。これが本当にめちゃくちゃ面白くて今2週目。笑いが好きすぎてて1日千個も大喜利のボケを考える主人公。
もっとお笑いで上に行きたいと吉本の劇場にいってお笑いのネタを持っていって特例で構成作家として入れたものの、実力よりいかにうまく上の人に取りいってもらえるかだけで進行する世の中の残酷さに絶望したり、自分が凄いのに全然世の中に認められてもらなくて絶望したり、苦しんだり、でも本当にストイックに10年以上もネタを作ったりボケを作ったり、なんだか近所のマックで大号泣しながら文字に吸い込まれるように読んだ。
大きな声では言えませんが自分とかなり感性?感覚が似てて、自分以外にこう思ってる人いたんだ〜と思うとそれもまた感慨深い。
自分はこれまでどこまでも突き進む!と強い決心の元音楽をやっていたのにいつの間にか大人になっていろんな責任があってそれでも諦めたくない!と足掻いてきて、足掻いてきたけど難しくて正解ってなんだろう?とか考えてた時にこの本にあって10代のギラギラした感覚が蘇った。
ギラギラした感覚が蘇ったところで自分と全く同じ感性で音楽を受け取ってくれてる人に出会って、やっぱり自分は間違ってなかったんだ!と本の気持ちとそのお客さんの気持ちが一つの線になって結ばれて凄く嬉しかった。もっと凄くなるのだから良い曲も良いライブも良い音もたくさん出します!