おはようございますこねこのこころです。
でん!最近見たのはジュディ!
前回の日記ではパンフレットの写真しか出さなかったので感想を。そしてここからはネタがバレるのでこれから見たい人は読まないで笑
オズの魔法使いでスターになったジュディさん。そこからは悲しくなるほど映画という芸能の世界からこき使われ、1日18時間という過酷な労働状況を薬を使って乗り切ったり、眠れない時は睡眠薬、という薬漬けの生活に。
次第に仕事に遅刻したりして映画の世界から離れてゆく。そんな時にスター誕生という作品で誰も資金を出してくれない中自分達で映画を作り大ヒット。
しかし、映画の世界からはすっかり信頼関係がなくなり、アカデミー主演女優賞も確実と言われていたのに逃し、しばらくして今度はコンサートで巡業していかないか?という所から物語は始まる。
離婚してなんとか子供達を食わせるためにも元旦那のところに子供預けてのイギリスでのコンサートがスタート。
晩年のジュディガーランドにスポットが当たっている、ということでボロボロのミュージシャンの再スタートものかと思っていたのですが、晩年もグラミー賞取りまくるくらいもの凄い歌唱力を持っていたのだそう、そのツアーもジュディの薬漬けで次第にボロボロになり、最後は契約まで切られてしまう、その最後のライブ。
その場面はずっと涙なしでは見れない。歌いながら最後のMCからオーバーザレインボーを歌って途中あまりに悲しくて泣いて歌えなくなっていた時に客席から歌の続きを歌うという最大のサプライズが待ち受けている。
人生に詰まずいた時、悲しい時、悔しい時、私達はいつだって身近な誰かに助けを求める。あんな事いうあいつは偽善者だ、あんなこと言うアイツはクソだ、という最近の悲しい言葉で埋め尽くされたインターネットにうんざりしていた自分は本来人が持っているパワーに圧倒されて大号泣して映画館を出たのでした。
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