2018年2月6日火曜日

新宿ローリングストーンその3

会場にいるとあの人がいた。



おー!よく来たね!!


マイケルだ。


バンドを一緒にやってた戦友でもあり、自分のことをよく理解している友人の一人、そして新宿ローリングストーンを牽引した重要人物の一人だ。


自分は告別式に行けなかったことが本当に悔しかったことを伝え、代わりに送り出すためにもこのイベントに来たよと話した。


そうか、本当によく来たね。俺は社長の告別式行ったよ。最後の社長の顔見たけど遊びきったいい顔して寝てたよ。



ちょいと目頭が熱くなる。キヨシローさんもジョン・レノンも永遠のロックのヒーローかもしれないけど自分の中では最も身近なロックンロールのヒーローだった気がする。


まだいる?もう少ししたら次は俺だからさ、良かったら聞いてってよ。


本当は夜だったしもう帰ろうと思ってたのだが、なんだかそんな自分の表情を感じたのかあえてそう一言話しかけてきたのが心のどこかに止まってたのでもう1杯お酒を頼んで聞くことにした。


ちょっとした挨拶から始めるマイケルのDJは1曲目からなんとレッチリのギブイットアウェイ。


今微塵もこのかっこよさが残っていないレッチリに対してそうじゃねえだろ!!と突きつけるような、今の自分の生活にもっと冒険しとるのかボケ!!とも言ってくるような極上の熱量の塊はここ数年の自分の魂の奥底にあったロックンロールが掘り起こされて血となり肉となった。そう、ずっとこれを探してたんだよ!!!めちゃくちゃぶち上がるフロアにまるであの時がフラッシュバックする。人間てタイムマシーンがなくても昔に戻れるんだね。


そこからレイジアゲインストのキックアウトジャムをかける。


まるでオオカミがたくさんいるかのように躍り狂うお客さん、当時の熱量を思い出すのだ。


からの中盤のレニークラヴィッツには驚いた。ロックな流れからの超ポップなナンバーに会場がラブ&ピースで溢れた。


そしてもっと驚いたのがこの後に奥田民生の息子。今は何やってるかすっかり音沙汰もわからない奥田さんの初期の名曲はこのブラウンシュガーというイベントにおいて一つの優しい曲ではなかったのだろうか?最高に癒された。


その後も地下の音楽に疲れて休憩したいと思ったら上のジェームスブラウンに癒され、下のナックで盛り上がれば、上のクラッシュに癒され、本当に今の自分の欲しい音楽を的確に当ててくれる温泉みたいな場所だったのです。


もうその新宿ローリングストーンもなければ社長もいない、でも一緒に過ごした場所と時間は確かにある。まるでその空気を絶やさぬように踊る姿はこのかっこいい生きざまにに敬意を表してるような気がした。


きっとこの新宿ローリングストーンがなければあがた森魚さんとやることもないし、今の自分の音楽はこんなふうになってなかったと思う。

最後はレモントウィッグスをかけてキテレツなピースフルなバンドで幸せな時間はすぎたのだった。


ライブのお知らせ

山路貴澄



2月7日水曜大塚ミーツ

"結んで開いてmeets again!!"
OPEN/START  18:00/18:30
ADV/DAY ¥1600/¥1900

-ACT-
結希
でぃす
山中裕貴
山路貴澄
subaru
タシロユウゴ
小川隆史


2月12日月曜第七十六回ダニオさんと山路主催のオープンマイク!!
「ハッピーマンデーズ」です!

19:00開場
21:00開演!!チャージフリー!
会場は阿佐ヶ谷マスウェル
https://t.co/wJgyPD2pmN

2月17日土曜阿佐ヶ谷タバサ

強者達の晩餐

中川テツタ、国宝太郎さん、猫のしがいが出演!

2月19日月曜東高円寺UFOCLUB 

凄い人と対バンかも

3月2日金曜新高円寺スタックスフレッド

4月15日日曜、果てしない挑戦


骨折


2月8日木曜阿佐ヶ谷マスウェルパインズマインズ企画はっぴいえいと


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