2017年9月14日木曜日

ギミーデンジャー

おはようございますこねこのこころです。


自分には好きなものがいくつかある。可愛い女の子とドーナツとビールと…ロックンロールなのだ。


というわけでずーっと前から公開を待っていたジムジャームッシュ監督ギミーデンジャーデンジャーを見に新宿にやってきた。


噂のによると予約しないとやばい、ということで珍しく文明の力インターネットを使って予約の手続き、そしていざ当日やってるとその日の席はほとんと売り切れ、という状況だっ。それもそのはず、都内では新宿の1ヶ所でしかやってないのだ。


座席について映画を見ると…



結論から言うと最高に最高に最高にめちゃくちゃ良かった。少なくとも自分は10分おきに感動したし、泣きまくったし、今2017年にしてイギーポップの偉大さ、いや、ストゥージズの偉大さを体感できたのである。


そもそもイギーポップは元々ドラマーとして音楽を始めて、イグアナズ、というバンドで目立ちたくてメンバーより5メートル上の台で叩いてた話や、シカゴでドラム叩いてきた話や、言いたいことは25文字に納める話や、先輩バンドMC5との話やとにかくイギーポップ、話がめちゃくちゃ面白いのだ。


そしてあのパターソンを撮った監督とは思えないテンポの良さ。あまりイギーポップのことを知らない人でも凄くわかりやくバンドの時系列を紹介。


エレクトラレコードと契約したもののレコーディング当日に持ち曲4曲しかなかったからマントラ入れちゃう話や、曲を引き伸ばして即興演奏入れちゃうとかとにかく面白い。


そして1973年までにわずか3枚のアルバムを出して休止状態に。


時はしばらくして90年代にボウイとイギーポップのことを映画に作品が発表。そのサントラのためにイギーポップのメンバーのロンとスコットが参加。更にそのサントラをきっかけにダイナソーJr.のJマスシスがツアーでイギーポップの曲を演奏するために二人を誘い、その情報がイギーポップの耳に入ってなんと2003年に再結成を果たす。イギーポップ本人は再結成ではなく再統一と言ってたけど笑っ



映画の中ではとにかくみんかJマスシスに感謝してたのが印象的だった。もちろんそこで泣いた。


あと2010年にイギーポップはロックの殿堂入りを果たすわけですが、ちゃんと中指を立てながら出てきてコメントも最高。このときすでにロンかスコットアシュトンのどちらかが亡くなっててあいつは遅い!なんて言ってるだろうな、と言いながらロックは音楽だけど商業じゃないと言う発言が本当に飾ってなくて粋でかっこよくて大号泣。神様こんなロックンロールの神を産んでくださって本当にありがとう。そしてロックンロールがしばらくいなくてごめんなさいと思った。



イギーポップがジャームッシュにドキュメンタリー映画を作ってと頼んで何年もかけて作ってるうちにベースもドラムもサックスも亡くなって、どこか残すことの重要性を悟ってたのかも。


あとギターのジェームズウィリアムスンがバンドが休止して音楽プロデューサーから電子工学に興味を持って最終的にソニーの副社長まで上り詰めたのに仕事辞めてストゥージズやる話が大好き。ここでも泣いた笑っ



自分のリアルタイムでのイギーポップはウィアードス、というアルバムを出したとき。へーストゥージズでアルバムなんて出すんだ、なんて思ったけどこの映画を見ていかに重要なバンドかよくわかった。全ての音楽好きな人に見て欲しいです!!


ライブのお知らせ

山路貴澄


9月16日土曜神田SHOJINMARU



9月18日月曜は第六十六回
ダニオさんと山路主催のオープンマイク!!
「ハッピーマンデーズ」です!

19:00開場
21:00開演!!チャージフリー!
会場は阿佐ヶ谷マスウェル
https://t.co/wJgyPD2pmN

9月27日水曜渋谷GABIGABI 

10月9日月曜新宿ロックンロール以外全て嘘


10月13日金曜新高円寺スタックスフレッド

山路貴澄企画ライブ

強者達の晩餐

10月18日水曜都内某所でレコーディング

11月11日土曜まだ詳細は言えないけど凄いイベント

11月9日木曜新高円寺スタックスフレッド

骨折

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