2017年6月15日木曜日

ロンドン旅行記(イーストフィンチュリー、アーチウェイ編)

店に入ろうとしたその時、事件は起きたのだった。

なんと、この日は貸し切りだったらしく、お客さんは利用できない、という張り紙があったのだ。


あ~せっかく日本からはるばる来たのに詰めが甘かった~!!地面に這いつくばっていたがそんなことしても神様は助けてくれないことがわかり勇気を出して店の人にせめて写真だけでも撮らせてくれと交渉開始。


すると実は奥にも店があってそっちなら食べ食いしても良い!とのこと。


やっほ~い!と喜んで入ると地元のおばあちゃんの何かの記念日だったよう。みんな正装で楽しそうに語り合っていた。




メニューがこれですと言われて読んでも全部英語。ほぼ解読不能だったのでチキンのサラダとビールにした。



キンクスのパブの隣がまた別のパブと店が繋がってて、小綺麗な雰囲気。ロンドンから少し離れるだけで閑静な住宅街になり、このクリスロードアーム以外は特に目立った店もない。もはや日本の練馬区みたいな印象なのである。


カウンターでは地元のおっちゃん達が飲みながら立ち話をしていたり、何人かいる店員は仲間とだべっていてその雰囲気もまさにキンクスの曲がピタリとはまりそうだった。



レイデイビスの絵があったり、当時の写真があったり本当にキンクスファンからしたら眉唾物なのだ。


そうこうしてると飯がやってきた。



チキンとアボカド、レタスの間にまぎれていたのはなんとマンゴー。チキンは塩とこしょうが効いててトロピカルであ、イギリスの飯もうまいじゃん!!と思った。


一通り写真を撮ったらその向かい側のレイデイビス兄弟が若かりし頃住んでいた家をパシャリ。今は違うらしいけどそんな場所にいるだけでワクワクは止まらないのである。



次は電車の乗って2つ手前の駅アーチウェイで下車。

目の前には…


アーチウェイタバーンがそびえたっているのだ!!



この建物は何かと言うと、実はキンクスの伝説の名盤マスウェルヒルビリーズ、というアルバムのジャケットはアーチウェイタバーンというパブの中で撮影されたものなのだ。



大好きなアルバムのついにジャケットの場所までやってきたとき、ドキドキは止まらず入口に入ると…


なんと残念ながらお店はつぶれてしまったよう。もぬけの殻となった中の雰囲気でかすかなあのジャケットの雰囲気を味わえていろんな感情が込み上げて泣きそうになった。



店の外には当時の使っていたであろう椅子も出されていてまた少し前まで営業していた雰囲気があった。後から調べたらなんとこの店でキンクスはレコードデビューの契約を交わしていたのだとか。本当に感慨深いのである。



つづく。

ライブのお知らせ

山路貴澄


6月19日月曜は第六十回
ダニオさんと山路主催のオープンマイク!!
「ハッピーマンデーズ」です!

19:00開場
21:00開演!!チャージフリー!
会場は阿佐ヶ谷マスウェル
https://t.co/wJgyPD2pmN



6月17日土曜多磨プロペラキッチン


6月20日火曜吉祥寺シルバーエレファント


7月13日木曜新宿ロックンロール以外は全部嘘


8月5日土曜阿佐ヶ谷タバサ

山路貴澄企画

バニシングポイント

やばいシークレットゲスト、あるかも!


8月24日木曜新高円寺スタックスフレッド

11月11日土曜まだ詳細は言えないけど凄いイベント

骨折

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