強者達の晩餐(後編)

今回の自分のライブは自分にしかできない時間！が目標。

どう考えても普通に二人に挑んでも勝てないわけでその負けをいったん認めてじゃ自分に何ができる？と考えたときに他の人がやってないことをやろう、と思ったのである。

1曲目はどんぶらこ。

ステージに上がってチューニングをして最初に紙に書いたセットリストより変更。後半はコールアンドレスポンスしたり、前回のスタックスの反省のリベンジも兼ねて挑戦。大正解だった。

2曲目はサンダーバード。

遠方からこの曲を聞きたい！と言ってわざわざ来てくださった方がいたので数年ぶりに弾き語りで演奏。それが不思議なもので自分の予想に反して改めてこの曲の人気を感じた。めちゃくちゃ楽しかった。

3曲目は琥珀色の三味線。

楽しくやるのは良いけど我慢の時間も必要と思い選曲。1本調子にならないようにギターでなんとか緩急をつけた。難しかったけど集中してやれたのが嬉しかった。

4曲目はたまや。

遠方からわざわざ聞きに来てくださった方に送りたくて歌った。反省はあるものの知ってる曲を演奏する、とはこういう効果があるのか！とやはり盛り上がりやすい曲の強みだと改めて感じた。

5曲目はトノサマガエル。

久々にやろうとセットリストに組み込んだ。その読みはバッチリはまってとても良い雰囲気になる会場。最強だった。

6曲目はギターマン。

ここから畳み掛けていこうと選曲。正直まだ身体に馴染んでいないのですがそれでも歌詞の強さと曲のパワーでみなさまを引っ張っているのが凄かった。なんていうかやっぱりトリネコさんやダニオさんのように歌詞に重点を置くのは大切だと改めて感じた。


7曲目はRockn roll university 。


いろいろあったけど全てを通して言いたいのはこの曲。もはやこの曲が自分の分身と言っても過言ではないのである。盛り上がったりしんみりしたり本当に最高に最強な曲だと思っているのでございます。


今までいろんなイベントをやってきたけど手応えも流れも完璧なライブだった。


でもここまでこれたのも失敗し続けたからできたわけでやってて良かったと心底思った。イベントが終わって音源はたくさん売れるし、最後から2番目の曲の音源は？と5人くらいの方に言ってもらえたり、最後の曲の音源は？とこれは、絶対に新しい音源を作らねば、と思ったのである。


しかし終わって出演者のみなさんとの歓談タイムになると


そう言えば山路くん、ビートルズのカバーは？？


と質問を受けて、



あ、、、、


ああああ、、、、




あーーーーーーー！！！！


とあれだけ主催者として３組を繋げるためにも用意したビートルズのカバーをセットリストに入れてたのにまさかのやり忘れるという事態が発生。


めちゃくちゃへこんでいたら出演者の山下さんと佐古さんに大丈夫だよ、とフォローさせる心底悲しいやりとりがあったのである。


ああ、二人とも本当に良いカバーしてくれたのに…


もはや悲しみで溢れてしまうのであった。


聞いてくださったみなさん、本当にありがとうございました！！！！！



ライブのお知らせ

山路貴澄


5月29日月曜は第五十九回
ダニオさんと山路主催のオープンマイク！！
「ハッピーマンデーズ」です！

19:00開場
21:00開演！！チャージフリー！
会場は阿佐ヶ谷マスウェル
https://t.co/wJgyPD2pmN





6月17日土曜多磨プロペラキッチン


8月5日土曜阿佐ヶ谷タバサ

山路貴澄企画

バニシングポイント

やばいシークレットゲスト、あるかも！


8月24日木曜新高円寺スタックスフレッド

11月11日土曜まだ詳細は言えないけど凄いイベント

骨折