タクシーでたどり着いたのは何やらネオンのきらびやかな建物に?一体どこに入るのだろう?とドアを開けたら…
「いらっしゃ〜い!あ、久しぶり〜」
と迎えてくれたのはおばちゃん、そして店内ではでかい音量でカラオケが展開。そう、どうやらカラオケスナックのようだったのだ。
おまら!歌えよ!!
と、座ってビールを飲んでいると歌う事に。ラルクが流れたり、演歌が流れたり、まるで飲み会に来たようなノリでみんな好きな曲を歌っていた。
そこでアカリノートが一曲。圧倒的歌唱力で大きな拍手をもらった。その光景は邦画の映画BECKで主人公が歌ったシーンにも似ていた。
そして自分も歌った。確か北国の春を歌ったけどなんだかあまり上手く歌えなかったのである。
おまえら!行くぞ!!
え?もう?
なぜなら、まだ30分くらいしかいなかったのである。
店を後にすると今度は天文館という繁華街まで連れられた。今度こそ拉致だ!と思っていると、
「おまえら、地下と上、どっちが良い?」
と聞かれ、
「上が良いです!」
と答えると、今度は階段を降りて店にたどり着いた。
え〜!上って言ったのに!!
と、店に入ると今度は…
なんと高級クラブだったのである。
綺麗なねーちゃん達の間を少し強面のスーツを着たおじさん達がさささっと通る様子は映画新宿スワンを彷彿した。
黒革でできたソファーに座るとさっと3人の女性がそれぞれのところのすぐ横に座った。飲みものはどうします?
と聞かれたが、え?ここ絶対高いよね?どうしよどうしよ?と考えてたらアカリノートはビールを注文。テーブルには焼酎が置いてあったので、じゃあこれで!と注文した。
そこには異常に短いスカートと胸元がはだけた服を着た女性がどこから来たの?と聞きながらやたらボディタッチをする、という対応に非常に困るやりとりが展開。
固まったりしながら仕事大変っすね!みたいな事しか言えなかった。
するとまた、
「おい!行くぞ!」
と店を後にする事に。
「え?まだ30分くらいしかいないですよ!」
と言いたかったけどまるで人生を駆け抜けるように別の店に。
今度は扉を開けると…
「あ〜久しぶり〜」
と柔らかい声。
そして店内はでかいマイク。最初とは違うカラオケスナックにやってきたのだ。
「おまえら歌えよ!!」
とベロベロに酔っ払ったおじさんがまた歌う事を要求。それ以外の選択肢がわからないのでとりあえず歌う、盛り上がる、を繰り返すのであった。
つづく
ライブのお知らせ
山路貴澄
10月8日土曜日大塚ミーツ
10月10日、月曜日、アカリノートベンチライブスペシャル!!
10月17日月曜日阿佐ヶ谷マスウェル第四十三回ハッピーマンデーズ
10月25日火曜代々木バーバラ
骨折
http://kossetsu.jimdo.com/
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