なんと弾き語りしながらバスドラムを踏んでまるでバンドのようなサウンドにして歌っていたのだ。オクターバーという機材を使って低音も出してまさに1人でバンドサウンドは見応えがあった。
そしてめくるめく自分の本番!山路貴澄with magic bandの出番になった。
ステージに上がって準備をしていろんな事を考えた。今日は失敗したくないな〜とか、かっこつけたいな〜とか。準備しながら表現する事に集中してた。
本番。
スポットライトが当たって始まったライブは山路の弾き語りからだった。
1曲目は旅をしよう
実はすでにセットリストが決まってたのに無理矢理この曲をやりたいとみんなに伝え、1曲目を削ってこの曲にした。それってしっかりしたクオリティを見せる、とかバンドでやってきた事をやる、とかある中、どうしても今、この曲をやる事の方が重要だと思って押し切った。本当に歌えて良かったな〜って思う気持ちで表現した。
2曲目はマボロシ
弾き語りでは実はずっと演奏してた曲。最近凄く調子が良いのでバンドでもやってみようという事で挑戦した。ここで弾くヤギちゃんのギターが凄く良い。曲を噛み砕き解釈したガツーンとしたギターがステージに鳴り響いた。歌ってて映画を見てるような気持ちになった。
3曲目は悪魔vsあくま
前回のライブでうまく表現できなかったので今回はバシっとやりたかった。とにかく集中しててわけわかんなかったけどその感覚が楽しかった!
4曲目はパーマネントばか。
自分の曲をバンドで演奏して思ったのはどの曲も映画みたいだな〜という事。Aさんが出てBさんがやってきて最後2人はケンカして離れていった、みたいなドラマ性を曲にかんじながら次はこうしかけよう、とか考えながら歌った。楽しかった!
5曲目はトキメキexpress
この曲は自分のギターから始まるので責任重大。でも肩の力は張りたくない、と思いフワッと始めた。あとはこの曲でどんなドラマを作れるか?みたいな事を考えながら歌と戦ってた。
6曲目は愛していると言ってくれ
骨折でも演奏してる曲を披露。同じ曲なのに演奏する人で雰囲気が変わるのは面白いのである。どっしり歌った。
7曲目はズーイデシャネル
この曲をバンドでやるために組んでると言っても過言ではない、それくらい全身全霊の曲。だからもし少しでも中途半端になったらやめよう、という意気込みで臨んだ。結果は凄く入り込めて詰めなきゃいけないとこはあるけどバシっとやった。未だにこの曲ができた意味とか表現とか試行錯誤してて毎回変わるのも面白い。昨日はやってる途中自分がいなくなって曲と同化した。そうなったのもみなさんのおかげだなと思った。
8曲目は裸の女の子
この曲をやるか?みたいな葛藤を自分でしてたけどせっかくなのでやる事に。とても楽しくて果てしなくロックンロールできた。
終わった瞬間意識が朦朧として訳がわからなくなった。すぐに戻ってこれたけど(笑)そこになにがあってどうなって、とか自分が戻ってくるまでに30分くらいかかった。
反省点はたくさんあるけど楽しかった!とにかく「何か」が見えた気がした。
つづく
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