こねこのこころ: 八人の王子（後編）

　おはようございますこねこのこころです。

　今日のBGMはcarole kingでso far away。

　↑アメリカのシンガーソングライター。現在72歳。1971年のつづれおりは間違いなくこれからも売れ続ける永遠の名盤。たまに来日公演してるらしい♪

　さすがに京王線、JRも走ってるからいろんなでかい建物が駅周辺にあってかなり街が盛り上がってた。タイムズスクエアって書いてある建物もあったし。どんどん街を突き進んで飲屋街の奥の方に今日の会場、パパビートがあった。なぜパパビートという名前なんだろう？謎。

　入って会場を見渡せば、４人テーブルが10個以上あるかなりでかい場所。端のほうではすでにリハーサルを終えた人が座ってくつろいでいた。　

　簡単な挨拶をすませ、自分のリハーサルに突入。会場もステージもでかいので声もビックリするくらい響いてまるでホールで歌ってるような気分。しばらくすると他の出演者も徐々に到着。まことくんも到着したので一緒にやる曲のバランスの確認も行った。

　人様の曲を人前でやるというなかなかなかったシチュエーションに一人でやるときとは違う緊張が体を包んだ。あまりにも不安だったので出番前にもう一度まことくんと一緒にやる曲を演奏して確認した。

　↑というわけで本編に突入。１番手はペリー福神さん。
フレッドペリーが好きで、福神という名字故、この芸名になったらしい。確かに上着もシャツもフレッドペリーだった。まるでthe whoを象徴するかのようなコード弾きに弾き語りながらバンドを感じさせた。曲のメロディもかっこ良くて花粉症の曲が一番かっこ良かった。

　ライブ後に好きな音楽はなんですか？と聞いたらBzだと言われてその意外性にまた仰天した。ちなみに２番目に好きなのはblurらしい。

　↑２番手はまことくん。今回、ライブハウスの人から一人紹介して欲しいと誘いを受け、まことくんを誘って、１月下旬からやまじてれびの映像の打ち合わせに路上、本番では最高の演奏をしようと誓って臨んだ今日、１ヶ月近い戦いがとうとう終止符を打つ、と心の中でしみじみしてた。

　演奏が始まって、初めてやる場所だったからか、気合いもかなり入ってた。最後の曲になってまことくんが、

　「山路くんと一緒に演奏します」

　と言ってステージに呼び込んでくれてあやふやを演奏。

　お互いに目を合わせ、せーので演奏開始。

　もうこの曲をかっこ良く聞かせることだけを考えてなんとか良い感じでコーラス重ね、最後まで歌いきった。死ぬほど緊張しまくったが本当に楽しい3分間だった。

　↑今村伸也さん。高くて良い声。普段は座って歌ってるらしくて数ヶ月後のワンマンに備えて立って歌ってた。前日に立川から荻窪まで終電なくして歩いて帰ったとパンクな話も聞かせてくれた。楽しかった。

　↑パパビートは食事も充実。ライブの途中、腹が減った自分は特製カレーを出演者限定こっそり爆安価格で頼んで食ってた。うまい！

　↑MIKIさん。もう声が女子全開であと一歩で惚れるところだった。好きな人がいて一歩踏み出せば同じ距離を手をつないで歩けるのにみたいな女子の切ない恋心を歌ってた。

　↑トリの大西勇さん。まるでライオンのような強烈な外見とオーラ。見ただけでやられてしまいそうでビックリした。ギターも凄い迫力で人からこんなにパワーが満ちあふれてる人は久々に見た。かっこ良かった。貫禄ある髭にまるでホセゴンザレスさんみたいな外国人のようなオーラだったけど、途中からあれ？この髭の感じ……あっベンアフレックさんだ！！とこっそり盛り上がってた。あこがれの俳優♪

　終わった後は全員で一つのテーブル囲んで談笑。みんなどこから来てるか？の話や八王子に一度住むと出れない話、八王子の魅力など酒も飲まずにたくさん盛り上がってみんな良い人で温泉だった。とにかく最高に暖かい日だった。

　ありがとうございました！！