こねこのこころ: 絶対絶命

　おはようございますこねこのこころです。

　今日のBGMはpixiesでvelouria。

　　80年代を代表するオルタナティヴバンド、おそらく、ピクシーズがいなかったらニルヴァーナもナンバーガールもレディオヘッドもいなかったかもしれない。ビートルズのように短い楽曲とこちらの予想を常に裏切る曲の展開が特徴。

　先日、友人の誘いで仙川のタイニーカフェに招集の命令がかかった。

　一度扉を開けてみると新旧の新宿ローリングストーンで活躍しているDJ達が集まって話をしていた。

　「この前DJしてたら全然盛り上がらなくてさ〜、もうこうれでダメだったら帰ろうと思ってスカパラのあの曲かけたら盛り上がったんだよね〜」

　「あ〜、あの時ね〜おまえ焦ってたね〜、でもあそこからの流れやばかったよね〜」

　とか、

　「シンパシーフォーザデビルかけたらこの前大失敗しちゃってさ〜…」

　など、聞こえてくる会話がどれも音楽の話で溢れていた。というのもタイニーカフェのマスター池田さんは元新宿ローリングストーンのスタッフらしく、それゆえ、そこで働いてるDJ達ともかなり仲が良いらしくDJ達のたまり場になっていた。

　そこで働いてる「社長」と言われてるローリングストーンのマスターがいて、70近い年齢でDJをやってる凄い人、その人のエピソードも聞かせてもらった。

　最も人がいる時間帯のDJでストーンズのバラードかけてみんながずっこけたり、最近もストーンズの有名なアルバム「メインストリートのならず者」の一曲目を聞いて、これ良い曲だね、なんてバンド？とすっとぼけたことを言ったり、とにかくあらゆる伝説を持ってた。

↑これはカウンター。自分はここでみんなの話を聞いてたら友人が

「じゃあここで一曲歌うか？」

と店内に飾ってあるギターを指差して提案してくれた。人もそこそこいるし、ここでかっこよく決めてライブに誘ってみようと思い、エレキギターのストラトキャスターを手に取った。

　チューナーを使ってチューニングしようと思ったらなかなかできずに苦戦、しかもフラットなエレキギターなので普段のでかい声で歌ったら絶対ギターの音がかき消されるというかつてない悪条件がそろってしまった。

　音楽話で盛り上がるDJ達、もうこのまま歌わなくても良いんじゃないか？と思いながら勘でなんとかチューニングを終え、

　「じゃ、一曲お願いします！」

ということで自分は何を演奏するかと思ったら、気づいたら魔力という曲のイントロを弾いていた。

　慣れない音程と音量バランスに自分の声は怖じ気づいてうわずってしまった。

おせじにも拍手からは良いものとは言えない内容だったことが伝わった。

　じゃ、もう一曲！とリベンジしようと思ったら間髪入れずマスターの池田さんが、

BGMでハイロウズの1stをかけて一同爆笑！！

　みんなでハイロウズの話で盛り上がった。

↓ちなみに今のタイニーではこんな絵が飾ってあるのです。なぜかパンツの見える女の子の絵があってどうして見えるんだろう？とそんなことばかり気になってしまった。

　音楽をやってる以上、いつどんな場所でどんな環境でも良いライブをしたいなと思った。普段でかい声でしか歌わないので小さい声で歌う練習する予定♪

　ところ変わって昨日は夜までワーキングクラスヒーロー。日々おもしろいことを探す毎日の中、この日ばかりはしゃーないと汗と水をたらしていた。

↓すると休憩中にこれ、あげるから食べなさい。と言ってもらった。